めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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Windows10サポート終了で急速に世代交代するPC

Windows10のサポート終了が2025年に迫っており、在庫を一掃したい中古屋が公式のサポート対象外になっている古い世代のCPU搭載のPCを値下げして売り切ろうとしている。私がバッテリー交換後も使用しているレッツノートRZ4は2014年秋モデルで、そろそろ10年前の機種になろうとしている。今の主力はCPUもメモリも強力なレッツノートQVだが、携帯性に優れたPCはなかなか無いので時々レッツノートRZを持ち出して使うことがあり、それに備えてOSのアップデートやファイルの同期を定期的にしている。

CPUの世代からWindows11には公式ではアップグレード非対応であるし、それゆえにバッテリー交換するときも今後Windows10で使用できる期間を考えると使用放棄でも良いように思えたのだが、結局Windows11の環境で使用している。クリーンインストールで、Realtekサウンドカードのドライバとか、一部の機能は対応できず使えなくなっている。ライセンスの問題とか絡んでくるので、どの方法でどうやってという話については、インストールを試してみてあれこれクリックしているうちに偶然入ったとでもしておこうと思う。

Windows10のサポート終了で投げ売り状態のPCも、レッツノートだとメモリ搭載量はオンボードで変更できないにせよ、バッテリーやSSDは交換可能なので本体のある程度の延命は可能であるし、レッツノートRZのときのように適当にクリックしていたら偶然Windows11で使える環境になるかもしれないし、そうすると下手な現行機種と比べても遜色ない性能や携帯性のPCが手に入れやすくなっているわけで、必要ないのだけれども衝動的に購入したくなってくる。

もちろん、無理やり偶然にWindows11の環境にならなくても、旧来のWindows10のままで使用し続けても良いはずだ。デバイスの制御や高価なソフトの稼働などのために、オフラインでよいからサポート終了した古い世代のOSを搭載したPCが欲しいという需要は一定数ある。PC98とかWindowsXPとか、直近ではOSが64bitに移行する端境期でありレガシーなコネクタへの対応ができた中では近代的なOSのWindows7などでも需要はある。Windows10は登場から10年近く経っていて、いずれはそういった必要とされるOSの一つになる。

そんなことは分かり切っているはずなのに、一気に市場のPCがWindows10でないと使えないような雰囲気の中で急激にwindows10搭載で数を増やして、そしてWindows11でないと使えないような雰囲気の中で一気に置き換わって消えていく様子は異様である。まだMac OSがシェアが低かった90年代に旧世代のアーキテクチャを刷新した時に新世代との互換性が失われるようなことがよくあったが、それと同じようなことをMacの比ではない規模で普及している世界中のPCで行って、ほぼ強制的に機材の世代交代をしようとしている。

経済的に勿体ないと思うし、少し前のソフトウェアすら使えなくなって過去との断絶が起こるのは強引であり違和感を覚える。