めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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Windows8.1のサポート終了に思う

Windows8.1のサポート期間が2023年1月10日で終了する。レッツノートもゲーミングノートPCもWindows10やWindows11なので影響は無いのだが、Windowsタブレットは8.1搭載なので久しぶりに起動してWindowsアップデートを施行した。

Windowsアップデートは前回12月ぐらいに起動した時以来だったが、それ以来のシステム本体のほうの大きいアップデートは無く、インストールしているプラグインへのアップデート程度という寂しいものだった。それから使用しているソフトをアップデートした。Google Chromeは今後の最新版はWindows10以上で提供されると表示されてブラウザのアップデートができなかった。Edgeのほうはアップデートできた。OSの終焉が近づいていることを感じさせられた。

ところが、ネットニュースでもTwitterでも今一つ話題になっていない。Windows7のときは買い替えの話で特に企業が大慌てだったのだが、皆無と言っていいほどにサポート終了に対する社会的な動揺の話が出てこない。あのタブレット風のタッチパネル向けのタイルのようなメニューと、従来のWindowsが半端に残ったような作り、当初Windows8のときはスタートメニューを廃止するなどの新機軸がもたらした混乱など、確かに企業のPCが導入に及び腰になる要素はあるからWindows7が使い続けられてWindows10に移行という流れは分からなくない。個人ユーザーとて、スタートメニューが復活してタッチパネル端末向けから通常のPC向けOSに回帰したWindows10に無償アップグレードで皆移行しきったのかもしれない。

ただ、WindowsタブレットWindows8.1とWindows10を使い比べてみるとOSが消費するシステムリソースではWindows8.1のほうが負荷が少ないので32bitの貧弱CPUにメモリの環境でも動作が比較的軽快であるし、タッチパネルでのスクリーンキーボードを介して日本語入力するときにIMEの反応が早いため入力の抜けがなく使いやすかった。

レッツノートRZのときは購入して起動直後からWindows10にアップグレードしたのでまったくWindows8.1を使わなかったが、タブレットで使ってみるとWindows8.1はあれこれ登場当時言われていたような悪い面は特になかったと思うし、登場当時のPCの性能の関係もあると思うが低スペックでも快適に使用できるようになっていて、今後も簡素なOSの選択肢があったら世代の古い機材でも廃棄せずに有効活用できると思うのだが、いまどきそういった軽い用途はスマートフォンがあるし、そのスマートフォンですらもWindows8.1登場当時のPCの性能を上回るような端末ですら時代遅れ扱いで処理が追い付かないのを見ていると、古き良き時代みたいなものには別れを告げないといけない時が来ているのだと思う。