レッツノートQVを導入したのが2021年春で、ほかにデスクトップPCやゲーミングノートPCもあるものの実質メインのPCとして使用し続けている。数年前に搭載されていた256GBのSSDを1TBに換装した。このときはデータをコピーしてそのまま使用した。4年間使用した弊害なのか、ここ数か月ときどき動作が滞るようになった。そこで、PCをクリーンインストールすることにした。
クリーンインストールすると使用しているソフトを再インストールする必要があったり、ブラウザの各種サービスのほかソフトの設定も一旦リセットしたりログアウトしてしまうのでセッティングが大変だとは思ったが、クリーンインストールに備えて使用してきたソフトをすぐ再インストールできるようにあらかじめダウンロードしておき一つのフォルダに入れておいた。また、レッツノートQVのドライバについてもダウンロードした。
クリーンインストール自体はWindowsのメニューからすぐにできた。そこから再起動してアカウント名などを入れたらOSのデスクトップ画面が起動した。既にクリーンインストールの時点でレッツノートの専用アプリやドライバはインストール済みのようだった。あらかじめ用意していたドライバはインストールせず、使いそうなアプリケーションソフトだけ順次インストールしていった。一番大事なのはMS OfficeとChromeブラウザであり、それだけ入れれば終了したに等しいのかもしれないが、それ以外にも使いそうなソフトを入れた。ここまでで4時間ほどだった。
レッツノートの起動時間はそこまで改善しなかった。動作速度もあまり変わらない気がしている。個人ファイルはかなり整理した。普段使いそうにないものは外付けHDDに収容した。一方で、ダウンロードフォルダの中身は未整理のまま継承したり、一部はまだ整理されていないままである。再インストールで改善したのはイヤホンジャックである。認識しなかったイヤホンマイクが使えるように戻っていた。ただ、今後Bluetoothヘッドホンを接続させるようになって競合するようになったら状況は変わるかもしれない。再度有線イヤホンは認識しなくなる可能性はある。
レッツノートRZのバッテリーが急に販売中止になったように、すでに廃盤になって数年たつレッツノートQVもバッテリーが交換できなくなると困るので、なるべく早いうちに交換用バッテリーを購入して長期使用できるようにしたほうがよさそうである。