レッツノートQVを使い始めて5年近くたち、持ち運びできるPCの置き換えを企図して富士通のFMVを考えていたものの、結局重量約1.5kgのASUS Tuf gaming a14を導入してしまい、持ち運びするには重い感じがあってレッツノートを持ち歩き続けていた。CHUWI minibook xも持ち運びに躊躇する要因がいくつかあってレッツノートを選択する状況が多かった。
ここ2週間ほど、Tuf gaming a14を持ち運んで使用している。USB PDで給電しながらメールや文書をチェックしつつファイルの形式のコンバート作業をするといった面倒な用途のためにチョイスした。多少重いことは覚悟したのだが、持ち運んでみるとそこまで重く感じなかった。重量負担を感じないのはリュックに入れているというのもあると思うが、14インチでベゼルも狭いので鞄に入れた時もそこまで大きくないので、実際持ち運びの負担が少ないように設計されていると思わざるを得ない。バッテリーで動作させて何時間使えるかという問題がゲーミングPCにはあるが、案外もちそうである。ファイルのコンバートをしているとほとんどGPUが動作していない。ソフトがCPUとメモリ依存でGPUを必要としていないというのもあると思うが、設定画面のほうでもGPUの動作を標準で極力抑えるモードがある。そうして使用していると、どうやらレッツノートやminibookよりも長時間使えそうなのである。レビューサイトでは11時間動作とかあるが、案外それくらい動作してもおかしくないと感じている。
もうレッツノートの持ち運びはやめてTuf gaming a14を持ち運んでもよいように感じている。Tuf gamingは何も考えなくても処理速度やメモリ搭載量が多いのでファイルのコンバートで24GBくらいメモリを消費しながら、さらにマシンパワーやメモリを食うChromeでメール対応しても遅くならないし、画面も広いしキーボードも使いやすくて処理の負担を軽減して快適に使うためのやりくりをしなくてよい。これで所属先でもデスクトップPC代わりに使用すればデータの同期をいちいちしなくて済む。また、Tuf gaming a14の重量やサイズは14インチのMacbook Proと同程度であり、そのへんで見かける外でPCを使っているユーザーの多くが使用している機材もその程度のものを当たり前のように持ち運んでいるというのが現状である。その中で、1kg切るとかフットプリントが小さいとかにこだわった選定をしてきたのが異常だったと言ってしまえばそれまでだったのである。もちろん、その選定にするまでにPCの持ち運びでつらい思いをした経験があったし、軽量だから長期使用できたという利点もあるのだが、性能や使用感が犠牲になっていた。
旅行とか出張のときにはPCを持ったままで長時間移動することが想定される。また、わざわざGPU搭載機種でなくてスマートフォンの延長程度の用途でPCを使いたときもある。そういったときにはまだ携帯向けのPCは需要がある。ここでゲーミングPCを持ち運ぶと、かつてThikpadの11インチの廉価モデルと電源アダプターを持ち運んだ時のような負担感と使えなさと持ち運んだことへの後悔を感じることになる。そこは使い分けようと思っている。旅行などのときはPCをminibookにして小さくする分だけモバイルモニターも持って行って画面表示量を増やすという作戦もある。結局総重量が1.5kgくらいになるのでゲーミングPCや画面が大き目のレッツノートでもよさそうなのだが、長期滞在なら滞在先にディスプレイを置いたままにしつつ、小型PCをスマートフォンのように持ち運べるのでフットワークがよくなる。
ネットを検索しているとminibookの信頼性について疑問を感じるような情報を時々目にする。バッテリーの膨張とか、SSDの品質が低いといった話である。だから、積極的に持ち運ぼうという気になれない。一方で、過去に使用してきたスマートフォンが2年くらいでバッテリー膨張していたのに比べると使えているし、minibookよりも危なげな品質のWindowsタブレットも結構な年数使用できていたわけだし、イオシスが販売して伝説になったEGBOK P803もまだ保持しているし、私の使い方だったら変に故障することなく使えるだろうからレッツノートQVの経年劣化による離脱を考慮した置き換えを再度考えたほうがよいかもしれない。