めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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10インチwindowsタブレットPCに着目

日常で気軽に使用できるPCが欲しいという欲望が時折強まる。漠然としたカテゴリだが具体的に要件を定義していくと、小型軽量で携帯性に優れていること、ネット閲覧やそれによるブログ更新・メール応答などができること、メールに添付されているofficeファイルを開いて更新する程度のことができること、テキストエディタやPDF閲覧、動画視聴ができること、USB接続で写真整理や画像処理や簡易的な動画編集ができることなどである。

そのポジションには既にレッツノートRZとかレッツノートQVがいる。レッツノートQVはメモリもCPUも十分な性能なので、PCでできることはたいてい可能である。それからwindowsタブレットがある。メモリ2GBとかAtomプロセッサだが、案外ブラウザでメール対応したりブログ更新したり、エディタ使ったりと日常の使用には耐えるし、PDF見るにはちょうど良いサイズと重量である。十分な環境は既にあるはずなのに、定期的にタブレットなどの情報端末が欲しくなる。Windowsタブレットだと性能面で窮屈だったりするので、PCの最低限の機能を絞り切ってスマートフォンOSで十分だと想定してandroidタブレットなどを検討するのである。結局、使用頻度が低いことがわかっているので毎回購入までは至っていない。

持ち運びというのが問題になるのは旅行や出張である。出張の時はプレゼンが必要だったのでレッツノートRZにした。旅行でPCが必要な時は選択に迷うのだが、キーボードを使って通常業務に近いことを出先でもする必要がある場合はレッツノートRZにしている。windowsタブレットにキーボード付きカバーやUSBハブをつけていったこともあるが、キーボードが小さくてタイピングしづらいし、タブレットそれ自体の性能も微妙で使い物にならなかった。旅行の時もレッツノートRZを持っていけばよいのだろうが、そろそろRZは購入から7年経過する。いつ寿命になってもおかしくない。それはwindowsタブレットも同様で、簡素な作りだが4年近く使用しているうえに、あと数年でWindows8.1のサポートが終了するため、それ以降は表立って使用しづらくなる。

レッツノートRZ以下ほど改まった用途では使わないが、スマートフォンでは画面が狭くて物足りない部分に対応できる端末として、windowsタブレットの新しいものがあると助かるのだが、これまで何台か使ってきた8インチサイズのものは大型アップデートのたびに重くなるOSのわりにCPUやメモリが貧弱で使い物にならないうえに、最近は新製品投入が全く無くて数年前の製品をプレミア価格で買う必要がある。

一方で、画面サイズの要件を緩和していくと、windowsタブレットは絶滅というわけではなく10インチ以上のサイズの物があって、現在はそちらがメインの製品になりつつある。10インチから11インチくらいのサイズの、いわゆるSurfaceのクローンのような製品である。スタンドがついたタブレットと、Bluetoothとは違って磁気などで脱着するカバーのような専用のキーボードが付属しているつくりで、タブレット単体や膝の上で使用するには適していないもののテーブル上などでSurfaceのように使うことができる。価格は8インチのwindowsタブレットに比べれば高価ではあるが、本家Surfaceの半分以下である。

そういったSurface的な端末は、今のPCから見るとCPUがCeleronだったりメモリが4GBだったりとスペックは値段相応の貧弱さなのだが、現在のレッツノートRZと同程度のスペックであるし、サイズ感も似ているのでどの程度実用に耐えるか想定がつく。そうすると、そこまで悪く言うレベルのものではなさそうである。膝の上で使いにくい問題はあるが、実際のところそこまで台のない環境でPCを使用することがないし、あってもタブレット単体で事足りることが多く、スタンド形式はそこまで悪くないように思える。

今のところは8インチwindowsタブレットレッツノートRZも使える。そこで10インチタブレットPCを購入しても重量もサイズもレッツノートRZとほぼ同じであるし、タブレットとしてはwindowsタブレットと競合してしまうから、今のところ急いで購入する必要はない。ただ、いずれやってくる機材の耐用期間後に、このポジションの簡単に持ち運べて日用品のように気軽に起動できるようなPCが必要になった時には本家Surfaceほど改まったスペックでなくてもいいので廉価なスタンドタイプのタブレットPCは検討に値する。