先日、宿泊を伴う外出時に携行する情報端末を何にするか悩んだ末にWindowsタブレットを持って行った。レッツノートQVとレッツノートRZも候補にしていたが、そこまで長期の日程でなく、業務でもなく、ひたすら日中移動したらPCを使う余裕もないだろうと消極的にタブレットを選定した。
正直、日程上使うほどの時間的体力的余裕があるとも思えず、持っていかなくても良かったと思ったほどである。それでもスマートフォン単体でトラブルがあった際に備えて持って行った。タブレット単体で夜行バスで出かけた際にはキーボードが無くて入力しづらかったので、今回はキーボード付きカバーを付けていった。広げるとラップトップっぽくなるが、所詮はタブレットであり、カバーも柔らかい素材で何とも安定性に欠く。
結局持って行って使う機会はなかった。バス移動中に夜間眠れず、日中もひたすら歩いて写真撮影した日程で、疲れてホテルに到着してから食事などを済ませていると、そのあとでPCを使う余裕がなく、さっさと就寝したい気でいっぱいだった。一応ホテルのwifiにはつないでみたが、タブレットでできることは手元のスマートフォンでもできるので、机に座ってタブレットを使う気にはなれなかった。
ルーターやスマートフォンのほか、モバイルバッテリーの充電を仕掛けてそのまま寝てしまい、タブレットを使い込むことはなかった。帰路の新幹線の座席で使えばよかったかもしれないが、そこでも結局使う気にはなれなかった。ひたすら音楽聞いて風景眺めて終わった。
PDFファイルを結構抱えていて、それを出先で見るためにタブレットが欲しいという衝動がときおり強くなる一方で、タブレットを買っても使う機会がないことがわかっているし、その実情を裏付けるかのようにandroid系ではタブレットがほとんど売られていない現実がある。