めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

ADs

EGBOK P803を自分の用途に合わせていく

先日、simフリースマートフォンなどを販売しているイオシスで、フードデリバリー業者の撤退で使わなくなったEGBOK P803という8インチのandroidタブレットの未使用品が大量に6980円という破格の値段で販売された。Amazonで同程度の物を購入しようとしても9000円くらいはするし、それが店頭で実際に触ってみて買えるというのは珍しいので、実際に見に行って買った。

日本から撤退したフードデリバリーD社のロゴが箱に書いてあったが、タブレット本体にはロゴは無い。専用アプリはイオシス側で除去済みなので、箱から取り出したらよくある廉価な8インチタブレットである。既にホーム画面の壁紙やアプリのアイコンの配置などは自分の必要なものを並べている状態であり、スロットにもSDを入れた。USBケーブルを介してPCに接続し、内部のフォルダにファイルを転送するといったことは以前のWindowsタブレットではPC同士ということもあってできなかったので、管理しやすくなった。

ちなみに、ショップの公式の情報では搭載メモリは2GBということだったが、管理画面で確認してみると3GBあった。32GBの貧弱なストレージはともかく、それくらいあればそのへんの安価なスマホ並みであるから、当初のPDF閲覧などの軽い用途で割り切って使うという目的以外にも、広い画面でサイト閲覧したり、動画視聴したり、他の用途でも活躍の場がありそうである。

とりあえず、当初の目的のPDF閲覧は使える。それから、時々メールで添付されてくるoffice系のソフトのファイルを開いたり編集するのはどうかと思って開いてみた。このへんは画面の広さや端末の持つフォント相応である。Excelファイルがすんなり開けたのは驚きであるが、データからプロットしたグラフまでは表示できたのだが、そこから導出した近似曲線などは閲覧できなかったし端末側で表示するモードも無いようだった。Office系の対応に関してはWindowsタブレットにLibre officeでも入れたほうがまだ使える。

それから、あれこれファイルが開けても結局編集画面になるとスクリーンキーボードが画面の2/3くらい占拠するので、タブレット単体では閲覧はできても編集は難しいと感じた。Word系だと文字情報だけテキストエディタであらかじめ編集しておいて、レイアウトや文字飾りなどをペーストした本文から加工していくという手順がたどれるが、どっちみち編集中の本分が表示できるエリアが狭いので使える技ではない。

Bluetoothキーボードを接続してみた。キーボードが小さいものなのでタイピングしづらいのだが、それでも広い画面で編集できるようにはなった。テキストエディタ系はそうやって入力すればよさそうだが、Office系ファイルの編集に関してはこちらが求めているものが大きいようなのでandroidタブレットで扱うのは難しそうである。すんなり開けたし、いくつもタブを持ったデータなのに遅延も無く扱えるのだが、アプリのレベルが低いので用途に供せないのである。

Office系を扱うならばいっそうPCを持ち運んだ方が良いのかもしれない。レッツノートQVでも10インチくらいのタブレットの本体とキーボードの総重量くらいで済むし、Core i5でメモリも十分搭載されているので何をするにも大抵困らない。Officeも入ってるし、Rも使える。画像編集も動画編集も下手なスマートフォンアプリよりもまともなものがある。

そんなに悪い性能のタブレットではないが、タブレットという端末の特性上は結局割り切り用途が主になりそうだ。