めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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SSE4.2非対応のレッツノートRZをどうするか

2015年に購入したレッツノートRZは、処理がきついのだがコンパクトなのでレッツノートQVを導入してからもあちこちに持ち歩いてきた。購入当時にインストールされていたOSはwindows8で、それをwindows10にアップグレードし、その後永らく使用してきた。流石に2023年に入ってからバッテリーが寿命となり、windows11のアップグレード対象ではなかったことから退役を考えていたが、何故かwindows11がインストールできたので、急遽延命することにした。バッテリーやSSDを交換して、今も使用を継続している。

ただ、そろそろ限界が来ているようである。近く大型アップデートされるwindows11のバージョン24H2では、CPUの要件がSSE4.2に対応しているものでないと起動しなくなるようである。アップデートの案内に従って自動的にインストールされた後、再起動を繰り返してOSの起動に至らないらしい。レッツノートRZのCPUは2014年頃のCoreMプロセッサであり、当然だがCPUは要件を満たしていない。windows11導入の時はTPMが適用外だったはずなのに何故か導入できたが、今度こそ使えない状態になりそうである。windows10に戻すにしても来年にはサポート期間が終了するし、Ubuntuはシステムへの要求するスペックがかなり高いようなので使うにはつらそうである。

ただ、オフラインにした状態でもまだまだ用途はありそうで、大容量HDDのバックアップをする時に複数台をつないで長時間かかるデータ転送をするための中継役とか、機材を接続して制御するとか、オフラインでも視聴できるビデオファイルや音楽ファイルを再生する用途とかには活用の場がある。メディア再生端末ではAndroidタブレットもあるが、タブレットはUSBを介した多数のファイル転送が上手くいかないことがあるし、再生するアプリがファイル形式やコーデックに対応していない場合が多くて不便なことがある。その点、ファイル変換の総元締でもあるPCはあれこれダウンロードして対応出来たり、ファイル形式を変換する力技も可能である。

OfficeもOpen office系ならばオンラインでのアカウント認証は不要なので、オフラインで文書作成に使用可能だが、スペックが低いPCで小型でもあるのでキーボードの幅や画面サイズが小さくて作業効率が悪い。テキストエディタばかり使用して時々ブラウザでブログに投稿していた時代なら窮屈さは感じなかったが、年々Office文書作成や同時に開いて参照する文書が増えてくると最小限しか表示できない画面にストレスを感じるようになっていた。また、時代とともに性能が劣ってくるが、これも使用を控える原因になる。以前使用していたwindows7Thinkpadはそういった目的での利用も想定していたし、windows10になってから使えないソフトを使うときの予備として温存していたが、結局使うことが無いまま放置になっている。

当面はオフラインでタブレットに準じたような小型でファイルを開ける端末としての用途で使うことになると思う。小型軽量なのをいいことにずっと使ってきたが、いよいよレッツノートQV程度の重量のPCを持ち運ぶか、同程度の重量で軽い用途ならばRedmi Pad SEを持ち運ぶかの選択に迫られている。もっとも、先送りしていたことであり、今から実行するだけのことである。