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飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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何でもUSB給電の時代

ここ10年位でUSB端子で充電する電子機器が増えた。以前だと携帯電話も、デジカメも、PCも全て独自の電源アダプターが必要だったが、ほとんどUSBやUSB PDで充電出来るようになって、電源アダプターが共通の物を使えるようになって助かっている。特に、出かけるときに荷物が減った。

一方で、一見同じに見えるようなUSB給電でも、時代の移り変わりがあるようだ。例えば、USB2.0規格だと機材に給電する電流の量が本来ならば0.5Aだったはずだが、実際は1.0Aとか2.0A流せるような電源アダプターやケーブルがあって、それを使わないと力不足で充電できなかったり、規格外の多めの電流に対応したケーブルや電源アダプターですら力不足なほどCPUの消費電力が上がってきたので、USB PDでないと充電が緩徐になるものすら出ている。それから、機材に使用するコネクタの形状がmicro USBからUSB type-Cの形状のものがメインになってきた。type Aやtype Bの端子は将来的に廃止してtype Cに統一する方向らしいのだが、ここ5年くらいは過渡期でまだまだtype Bのmicro USB端子で充電する機材がいくつか残ってしまっている。

ほとんどのUSB充電機器はtype-Cに移行している。それでも使用頻度が多いBluetoothスピーカーやBluetoothヘッドホン、Bluetoothキーボードは未だにmicro USB給電なので、完全に移行できていない。手持ちのUSBケーブルがいくつかある。もう何年も前に購入したものばかりである。あるいは購入したものについていたものもある。その他にもしまいこんでいるが使用していないmicro USBケーブルが何本もある。今後それらを使うことはまず無いだろうから、そろそろ一部だけ残して捨ててしまってもよいかもしれない。たとえば、コードリールに細い線を巻き付けたUSBケーブルは、電流が弱いのかほとんどの機器と相性が悪い。今後、micro USB給電で低い電流でも給電できる機材が新規で出てくるとは考えにくい。

敢えて残っている用途は、micro USBケーブルを有線の線がわりに使う超小型マウスのケーブルの用途である。小型マウスはケーブルの断線でダメになることが多く、予備も今後入手しづらくなりそうなので、保存していて無駄というわけでは無い。ただ、これも持て余しているBluetoothマウスに置き換えれば不要になる。有線接続で小型のマウスの方がBluetoothが認識されないトラブルで時間を無駄にしないので大事に使用継続すべきかもしれない。

それから、Windowsタブレットでのデータ転送に備えて予備も買っていたUSBアダプターは、タブレットを処分したので使う機会が今後ない。片方がtype Aメスで反対側がmicro USB端子になっているケーブルで、タブレットの唯一のUSB端子にmicro USBで接続して、USBメモリを読み込むのに使用していた。断線して使えなくなることが多かったので、いくつも予備を買いそろえていたのだが、もうその用途も無いので持っていても意味がない。この辺は捨てる、で良いと思う。

USB給電は便利である。その一方で、USBハブに給電した状態にしておけば複数のケーブルを刺して複数機器を充電したり、PCの使用時はデータ転送もついでにできるといった給電プラスアルファの使い方もできるようになったので、どうしても手元に近いところにケーブルが沢山あってごちゃごちゃしている。その辺も、必要なものだけ残す方針できれいに整理していこうと思う。