めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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増えるデジタルガジェットと充電問題

充電池を搭載したデジタルガジェットが身の回りに増えている。以前はそういった品は意図的に避けていた。電池切れになると使えないし、電池寿命がくると廃棄の方法が分かりにくいなどの理由である。腕時計の電池すらもいやで機械式を使うようにしているくらいに小型の電池はいやだった。

ただ、否応なしにバッテリー搭載のガジェットは増えていった。携帯電話から現在のスマートフォン、そしてwifiルーター、ラップトップPCやタブレット端末などを持ち運ぶようになり、それらへのバックアップ電源としてのモバイルバッテリーが加わり、更にBluetoothキーボードやヘッドホンが加わって身の回りは充電式のデジタルガジェットだらけである。リサイクルなどの処分方法が分かりにくいし、電池だけ出してリサイクルというのは危険で現実的ではないので購入したらできるだけ長期間使うようにしている。ただ、その弊害もあるのかもしれず、充電するときのケーブルの端子の形が統一されない問題が最近出てきた。これは技術革新で新旧世代に分かれてしまったためである。

以前だとUSB type-Aのmicro USBだったものがUSB type-Cでの充電やデータ転送が主流になり、スマートフォンルータータブレット端末のほかレッツノートQVもtype-C端子で給電できるようになった。モバイルバッテリーも最近購入したものはtype-C端子での充電が可能である。かといって、給電するときはtype-Aで本体に接続してtype-C端子で端末に接続しないとUSB PDのような両端type-Cケーブルだけでは給電できなかったり、物によって対応がまちまちである。機材のほうもいくつかの方式が混在している。少し古いモバイルバッテリーとかBluetoothキーボードや先日購入したBluetoothヘッドホンはmicro USB端子で充電しなければならない。これは持ち運ぶときに両方のケーブルを備える必要があるので面倒である。micro USBにtype-Cのアダプターをつければよい話ではあるし、たかだかケーブルなので大した重量にはならないのだが、双方が混在する。

モバイルバッテリーで機材を充電するときにいちいちケーブルを付け替える必要があるし、自宅で充電するときもケーブルの端子が合わないことがあって都度ケーブルをつけ替える必要がある。意外にこれは手間がかかる。新しいガジェットを買ってもまだmicro USB端子だったので、これが寿命を迎える5-6年先くらいまでは当面type-Cと従来のmicro USBを両方持ち運ぶ必要がついて回る。自宅にはmicro USBのケーブルがたくさんある。断線などに備えて未開封の新しいものもある。こんなに購入してもスマートフォンルーターがtype-Cなので不要だと思っていたが、当面需要がありそうだ。

ケーブルの問題のほかに、持ち運ぶガジェットの数が増えるほど、その後の充電をする手間が生じるという問題もある。これが自宅だとまだよいのだが、旅行だとホテルのコンセントの数が限られていたり、持ち出したケーブルの本数がガジェットよりも足りないことがある。コンセントは複数USBの口があって、スマートフォンなど用に高めの2.1Aで給電できるACアダプターを持っていってそれに複数台接続してつないだり、モバイルバッテリーも充電の必要があるのでバッテリーから更にケーブルを出してそこに機材を接続して充電したり、限られた電源を有効にシェアする必要がある。

正直、ガジェットを持ち運ぶことに疲れつつある。どれも持ち運ばないようにして、複数持ち運びの元凶のモバイルwifiスマートフォンのパケット無制限とかに切り替えて、シンプルに絞っても良いのかもしれない。