めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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レッツノートRZにUbuntuを入れるべきか否か

新しいデスクトップPCを導入して以降、これまでゲーミングノートPCでしていた処理はデスクトップPCでするようになったし、自宅ではレッツノートQVを使いつつ、所属先にも持参してデスクトップPCのディスプレイにHDMIケーブルで接続し、デスクトップPCを起動するほどでもない軽い処理の時はそちらで作業している。

ここ1か月ほどはレッツノートQVとデスクトップPCばかり使用していて、これまで使用してきたゲーミングノートPCやレッツノートRZ4はめっきり使用しなくなった。レッツノートRZ4のほうはバッテリーが寿命となり、運用を離脱している。バッテリーパックを交換すればまた使用できるようになる。バッテリーの持続時間はQVよりもRZのほうが長いので、交換するメリットはある。それでも、windows11のアップグレード対象でないためにwindows10のサポート期間(あと2年程度)が使用できる期間という問題と、製造から8年以上経過していて各部品の寿命リスクが上がること、処理が遅いことなど、積極的に使用継続する必要は無いようにも思われる。

仮に使用継続するとして、レッツノートRZにwindows11を導入できないか調べてみた。TPMのバージョンが未対応なのがアップグレードのネックである。TPMをかいくぐる方法があちこちに書かれているし、処理力が低いPCでも軽量に動くTinyなるエディションの存在なども調べる過程で知った。ただ、無理矢理インストールするとライセンス面でグレーになる。仮に問題ない状態でインストールに成功したとしても、今後のアップデートで対応できなくなるかもしれないという懸念もある。

その懸念を裏付けるように、アップグレード対象外の機種にインストールしたwindows11では、デスクトップ画面に動作対象外の環境であると表示がされるようになったようだ。今はメッセージの表示だけでも、今後はアップデート対象から無理やり排除とか、強制遮断されて使えなくなるとか、強硬措置も考えられる。無理矢理使用しても、結局そうなるということだろう。

次に目を付けたのがLinuxの導入である。Ubuntuなどの比較的導入にハードルの低いものを入れて、Libre officeなどで日常利用に供するという選択肢である。正直、以前にUbuntuのイメージをUSBに入れてブートさせたときに、グラフィックボード搭載のゲーミングノートPCでも起動が遅くて実用性に疑問を持ったが、実際にRZに導入した人のブログ記事があって普通に使えているようである。Chromeもあるし、ブラウザベースでweb上のサービスを利用したり、元々オープンソース系のソフトウェアでデータ処理する機会が多いならばWindowsLinux相互で対応しているソフトを利用すれば操作性を大きく変化させずに使用できることは想像がつく。

ここで、Linuxをいったん導入するとなると、RZはSSDの容量が少ないのでデュアルブートではなくWindowsの環境を消してLinuxのみ入れる必要が出てくる。そこまでして環境整備しても、Ubuntuを使いこなせるかといえば、正直自信がない。一旦再インストール用のメディアを作っておけばWindowsの環境に戻せるのだろうか。戻しても端末を使う頻度はそこまでない。そこまでして使用継続する必要は無いように思える。

そこまでしてレッツノートRZの使用継続を考えてしまうのが、バッテリーの持続時間や携帯性に優れたサイズと重量だが、これもMacBookに比べればレッツノートQVははるかに軽いし性能も高いのに、重い・大きいと不満に思いRZ時代を懐かしむ一方で、Macユーザーは文句も言わずに大きくて重い機種を軽い・薄いと大喜びで持ち運んでいるのだから、考えすぎるのはやめてQVを使うことに専念すべきなのだと思う。