めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

ADs

レッツノートを大型ディスプレイに接続する効能

新しいデスクトップPC環境を整備したものの、ここ一週間ほどは重い処理を要する事が無かったため、デスクトップPCの前でレッツノートQVで所用をこなしていた。

レッツノートにはHDMIケーブルを接続して、ディスプレイを拡張する形で使った。元々PC単体使用に慣れていて、大画面を別で接続する使い方には否定的だったが、案外使えると感じた。特にありがたかったのがPDF閲覧である。PDFの文書を画面いっぱいに見開きで表示すると、丁度A4の紙を2枚広げたくらいのサイズ感となる。PCの画面では紙の上半分くらいの面積しか表示できず、全体を見ようとすると倍率が小さくなり判読出来なかったので、見開きで全文が見渡せると文献への没入感が高まる。

また、Windows11の機能で画面の個々のウインドウの配分を調整してくれる機能を使って、半分をofficeドキュメントにして、半分をPDF表示という使い方ができるようになった。この機能はレッツノートの小さめの画面だとうっとうしいが、大画面で使うときには便利である。ほぼ原寸サイズの文書を複数開けるので、参照しながら記述するというときにいちいちウインドウを切り替える情報の断絶感や、画面の窮屈感がやわらぐ。

所属先ではこのように快適に処理できているので、自宅でもディスプレイを導入するか、それともPDF表示程度なら大型画面のタブレットを買うか、それとも自宅ならディスプレイは不要か、今の机の狭さでディスプレイが置けるか、と検討してみたものの、ディスプレイを導入するとなると機種をかなり選ぶことになり、何個も高価なディスプレイを買いたくないという気になってくる。そもそもスペースが限られているのでレッツノートを自宅で使っているというのに、そこに大型ディスプレイを無理やり置いて場所をふさぎ、さらに解像度が無い画面だと場所を取るだけで使っていてストレスになるばかりである。

レッツノートQVの本体ディスプレイの解像度は精細で、レッツノートRZやゲーミングノートPCを時々使うとその画面の粗さに時々ストレスを感じることがある。それだけの精細な画面に慣れてしまうと、拡大しても低解像度のにじんだような画面では拡大の意味がないように思える。文書のフォントもレッツノートQVでは印刷文書のようにきれいに見えるため、単に写真とかの表現だけでなく普段扱う文書ファイルの編集でも印刷後の見た目を意識して編集できるので、どうしてもこの解像度のまま大きくしたいという願望が出てくる。

ちなみに、HDMIケーブルで大画面ディスプレイにレッツノートRZをつないでみると、ディスプレイのほうの解像度が高すぎるためか、にじんだような画質になる。大画面の高解像度表示は相応にマシンパワーを要するだろうし、小さい中でフルサイズのPCを使うという需要にこたえる端末なのでこんなに大きな画面につなぐ必要がないのだろう。結局大型ディスプレイを購入してもレッツノートQVのためだけになるし、数年後には更に解像度への要求が上がって持て余すだろうし、自宅では大人しく目の前の小さい画面に集中すべきなのだろう。