ここ数か月、提出しなければならない書類を記入する必要があって、自宅と所属先でレッツノートQVを使用していた。所属先にも自宅にも処理力に優れたゲーミングPCを置いているのだが、それでもいちいちストレージ内のデータの同期を取るのが大変なのでレッツノートQVだけで作業していた。
所属先ではHDMIケーブルでディスプレイにも画面を表示してセカンドディスプレイとしてファイルを複数広げて比較検討しながら作業できたので、PC単体で使用するよりも使いやすかった。解像度では劣るがゲーミングノートPCなら画面は広くなる。ただ、画面が広いだけではだめで、画面解像度が高いレッツノートQVのほうが表示できる情報量が多いし、物理的に区切られていることでそれぞれを使い分ける方向に頭が働くのが使いやすく感じる理由かもしれない。
ディスプレイを接続したほうが作業効率が良く、自宅でPCだけで書類の記載をしていると息が詰まってくるので、もっぱら所属先に休日や夜間も滞在して作業することが増えた。自宅でもセカンドディスプレイをつけて使用したいところだが、狭い卓上では置く余裕がない。ただ、机周囲の物品はかなり不要なものも多いので、それらを整理すればものを置けそうである。電源が逼迫するとか、場所が無いとかでこれまで導入を検討しても断念してきたのだが、導入したほうが窮屈な画面から解放されてできることが増えるのであれば是非導入したい。
セカンドディスプレイを入れるとなると、自宅に据え置きにしているゲーミングノートPCは場所を取る。ディスプレイは置けるが、PCの画面のベゼルの高さがディスプレイの一部にかかって邪魔になる。アーム式にして画面を取り付ければその辺の問題は解決しそうだが、小さい机なのでアームを取り付けられるか疑問である。
ディスプレイ本体の値段を見ていると、そこまで高価ではない。4Kにこだわらなければそこそこのサイズの画面が2万円以内で購入できる。アームもフレキシブルに動く必要は無く、高さだけ調節できるようなものならば数千円のものがある。案外思い切って導入しても後悔しない買い物になりそうである。
