めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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Bluetoothワイヤレスヘッドホンと外出

先日購入したワイヤレスヘッドホンをつけて、スマートフォンで音楽再生しながら外出した。

自室と違って周囲に音があふれている屋外であるが、再生音量は小さすぎず、大きすぎずで丁度良い。特にノイズキャンセリング機能はついていないのだが、耳を覆う構造のおかげでかなり遮音される。これだと背後から来る自動車などに気付かないリスクがあるが、外部の音を集音するマイク機能がついていて、それをオンにすると周囲の音を拾うことができる。背後から音もなくスピードをつけてくる自転車はヘッドホンしていないくてもわからないが、自動車くらいなら危険回避に役立ちそうである。

使用の場がその辺の路上から、人通りの多い大通りや電車内に変わっても聞こえにくい印象は無かったが、バス内で使ってみるとエンジン音で再生音がかき消されてヘッドホン側の音量をほぼ最大にしなければ聴こえなかった。ただ、音量を上げれば周囲の音は気にならずに聴けた。

使用時のペアリングはすんなりできた。電車内とか人通りの多い通りを歩いたり、他の競合機器の多い環境も通っているはずなのだが、歩いて使っている間に接続が切れることは駅の放送機器の近くで一回あっただけで他は無かった。

購入後に触ってみて感じたことを繰り返すが、見た目のわりに軽いので装着している負担感がない。ヘッドホンの耳当て部分は再生リモコンにもなっていて、タッチパネルのようにスワイプすると曲送りや戻しや再生・停止や音量を調整できる。このタッチパネル機能は再生・停止は反応がいまひとつで、停止したと思ったら再度再生が始まったりして確実に再生が止まるまで何回か操作を繰り返した。つい習慣で端末を取り出して操作してしまうが、そちらの方が再生を止めるには確実である。

イコライザー設定はまだ調整する余地があるが、これまで使用してきた有線接続のイヤホンなどと比べても遜色ない音で、自宅でPCに接続している有線接続の3極プラグのヘッドホンで普段聴いているような音に近い。以前使用していたBluetoothイヤホンは耳栓のようにイヤーピースで耳を密閉するタイプの安価なものだったが、接続が途切れたり音質もFMラジオのようなノイズが乗ったような音だった。それに比べるとクリアな音である。

値段の割にはしっかりした作りだった。2020年の製品で元々25000円くらいしたものが85%近い値引率で売られていたので、しっかりした作りなのは当然なのかもしれない。既に過去のラインナップになっていて製品をサポートするアプリも更新が無いみたいだし、普通のBluetooth機能で接続して使う無難な使い方しか残っていないからなのだろうが、それでも安かった。

音質はクリアではあるが、オーバーイヤー型のヘッドホンのわりには重低音の体感に乏しく、かえって密閉型の小さなインナーイヤー型イヤホンのほうが音質は劣るが強烈な重低音が出ているように思えた。もう何年も前に、電気街で安く売られていたBluetooth製品にいくつか手を出した中で、接続性の悪さや音質がノイズの乗ったFMラジオみたいなBluetoothイヤホンだったが、サイズと値段の割には案外強い重低音で聴けていたわけだから、コンパクトでシンプルに使いたいとか状況次第で良さを享受できるのかもしれない。