これまで何度か1、2泊程度の私的な旅行に備えて荷物の軽量化や持ち出す電子機器の選定をして実践してきたのだが、そういった荷物の軽減が容易ではない状況もある。仕事での外泊を伴う出張である。
今回、4泊5日の日程で出かけた。PCが必要なため、レッツノートQVとUSB PDの電源アダプターは必須である。これにスマートフォンとwifiルーターは毎回持って行く。そして電源喪失回避にモバイルバッテリーを入れている。それにスーツと数日分の衣服を入れている。28Lのリュックにはなんとか入ったが、不要なものも多数ありそうである。大半の荷物はホテルに置いて、日中の日程には必要なPC周りの物品だけ持って回る予定である。ホテル内のコインランドリーを使えば少しは荷物が削減出来そうだったが、日程の関係で洗濯出来る余裕は当面無さそうだったこともあって衣服は多めに入れている。USB PDのケーブルは被覆が断裂していたので万全を期して2mのものを用意した。やや長過ぎるが、ホテルによっては卓上にコンセントが無くて床に近い壁沿いのコンセントまで距離があることもあり、長めのケーブルを選んだ。
不要と思ったが、スマートフォンやPCとペアリングできるようにBluetoothイヤホンマイクを持って行くことにした。有線イヤホンでもいいのだが、Bluetoothイヤホンなら複数端末にペアリングできるのでいちいちイヤホンジャックをさし替えなくていい。ヘッドホンだと大きいのでイヤホンにした。以前に電気街で1000円台で売っていた安いものである。音質は今ひとつなのだが、何より小さいので持ち運びやすいのでそちらを選定した。荷物は重いが、衣服だけ詰めたときはそこまで重くなかったので、大半はPCのバッテリーが重い原因だろう。今回はモバイルバッテリーは複数個は不要だったかもしれない。
今回は荷造りする時間が切羽詰まっていて必要なものを次々リュックに詰めた形になって、ホテルに着いて改めて荷物の内容を改めた。当初膨らみすぎたリュックの感じから要らないものがかなり入っているかもしれないと思ったが、一通り出してみると案外に不要なものは持ってきていない。これまでの短期の旅行でどうしても必要だったアメニティ小物に衣服が多いだけという構成だった。移動中のBluetoothイヤホンは無くて良かったかもしれない。使っているとだんだんと耳から脱落してしまい、これなら有線接続のイヤホンのほうがよかった(持ってきている)。USB充電器は4口で、これで端末の充電は十分できている。
ホテルの部屋を見てみるとUSB PDの2mケーブルは正解だったようで、築年が古めのホテルの客室はコンセントが狭い机の上の2口しかなく、膝の上に置いてベッドで使った方が快適な感じである。ホテル側が延長用のコンセントを置いているので、それを使ってベッドサイドまで延長して使うということなのだろう。携帯型電子機器の普及しだす前の世代の築年の古いホテルでは、自分用の端末への電源を確保しにくい問題は当ブログでも10年ほど前に扱ったことがある。改築やリノベーションするには老朽化していないので難しい問題なのだろうけど、あちこちのホテルで延長ケーブルを部屋に常備しだしたのは良い傾向だと思う。
荷物が多すぎて邪魔なので、帰りは衣服だけ小包で発送するか、それとも再度押し込んででも持って帰るか、考え中である。
