めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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窮屈に慣れる旅

先月、遠方に出るために夜行の高速バスを初めて利用した。かなり窮屈だったがカプセルホテル宿泊などはこれまでも何度もしているし、引っ越しの時は連泊で限られた空間で限られた荷物で暮らすような状態も経験している。その経験から、バスだろうが荷物周りの在り方を改善すれば過ごせなくはないと感じた。帰りは新幹線で余裕もって帰りたいが、行きは前泊しながら移動というメリットがあるので高速バスはありがたい。そして、運賃が手頃である。

座席空間はそれ以上大きくならないので、荷物のうち手元に置くものと網棚に置いたままの物を分けて手元に置くものだけ小さなバッグに入れて置く(網棚は先に置かないと占有されてしまう)、そもそもUSBコンセントも一口しかないようなところなので、情報機器を持ち込んでもほとんど使うあてがないし、あれこれ手元に置く必要はない。財布、季節によっては防寒着、スマートフォンとモバイルバッテリーとUSBケーブル1本、イヤホンマイク、座席で過ごすのにはそれだけあれば充分である。

旅行の持ち物はかなりシンプルになった。タオルなどは宿泊施設にあるので最低限の着替えだけだったが、4月からはホテルのアメニティが配布されないとかいう話もあるので持ち物に歯ブラシなども追加である。もともとホテルの洗面台に置いてある歯ブラシや歯磨き粉は一回使い切り前提の品物で使い口がいまいちだったので普通のを持って歩いていたのだが、その方式を復活するに過ぎない。

PCの持ち運びは迷うところだが、最近の荷物の構成だと空きに余裕があるのでレッツノートQVでも十分収まりそうである。窮屈だがwindowsタブレットにキーボードをつけるという方法もある。先日出かけた際はバスでは窮屈でタブレットすら使えなかったし、滞在先ではタブレットwifiを拾わなかったのでネットもメールもすべてスマートフォンで済ませた。日程自体が2日だったのでそこまでPCを要しなかったというのもある。出張ならばPCは必須なので、この荷物構成で余裕。そうでない場合も、緊急での対応に備えてPCを持ち歩く余裕はある。

以前はトレッキング向けの金属骨が入った32Lリュックに電源込みで2kg近いThinkpad、それに着替えなどでリュックが満杯状態で移動していた。それをさして苦痛とも思わなかったのは、重い装備が当たり前だったからなのかあちこち回るだけの情熱が重さを忘れただけなのか、それはよくわからない。この当時あちこち回って、今はそういったところから時期にあったところや気に入ったところでゆっくり滞在するスタイルに変わっている。以前だったら高速バスの窮屈さも気にならなかったことだろう。