メインで使用しているゲーミングノートPCにメモリを追加してSSDを換装して半年近くたつ。SSDの効果は絶大で、HDDでシステムを動作させていた時にはwindowsの定期アップデート時にディスク使用率が100%近い状態を維持して動作がフリーズ様になるほか、アップデート自体も異様に時間がかかってまる一日PCが使えなかった状態を一気に改善した。
今はアップデートも長くて20分もあれば終わるので、一日中PCが使えないということはなくなった。それでも動作が遅くなる問題は万事解決したわけではなく、ZoomでOBS studioを使っているときに時々動作がフリーズする。OBS studioのほうのシステムリソース消費量はそれほどでもないから、もしかしたらZoom開始時に参加者が増えているときに動作が重くなる現象をPC側の問題ととらえているだけなのかもしれない。
劇的な変化の多くはSSDによるものが多く、メモリ増量の効果はあまり感じていないが、リソースモニターを見ていると元々の8GBを超えるメモリ使用量になっていることがあり、やはりメモリが少ないことでできなかった動作や犠牲になっていたものがこれまであったようである。
HDD運用時代にはアップデートで動かなくなる時は傍らでRZ4を使っていて、それも処理が遅いし画面サイズが急に小さくなるわけでストレスをかなり感じていた。これはRZ4が駄目なPCというわけではない。PCの用途が変わって適さない面が増えたのだ。
購入当初と違ってエディタやブラウザ程度で済んでいたPCの用途がOfficeファイルを複数開いたり画像処理したりEZRで統計処理したりするようになってから画面と処理速度の点で手狭になったのである。
windows10環境で何度か大型アップデートを繰り返しながらも、RZ4はよく動いている。外出時のエディタやブラウザメインで時々PowerPointを使う用途の時はレッツノートQVよりはレッツノートRZのほうが軽いのでそちらを使いたくなるし、その場で原稿の手直しとか新たな情報の処理をするときでもメインのPC並みに処理ができるだけの能力を備えている。画面は狭いがフルサイズでPCのソフトを使うときに快適に使える最低ラインを満たしている。
RZ4をいつまで使うのか、正直ゲーミングノートPCとQVで持て余している面はあるのだが、それでも耐用年数超えて壊れるまでは使うのではないかと思う。登場から7年以上経過してスペックとしては十分見劣りするモデルではあるが、それでも使い続けたくなる魅力と使用感の良さがある。