意識してレッツノートQVを持ち出すようになり、レッツノートRZを使うことが減って2週間くらい起動していなかった。そこで、久々に電源を入れてWindowsアップデートを導入した。急に持ち出したときにアップデートをしだして動作が遅くなると使いにくいので、スマートフォンの予備機含め使用頻度の低い端末でも定期的にwifiの電波が乗るようにしてアップデートをしている。
レッツノートRZ4の導入は2015年9月なので、そろそろ7年使っていることになる。Windows11アップグレード対象ではないのでWindows10の21H2運用である。SSD搭載のPCだが、最近のアップデート導入は結構時間がかかっていて、HDDで運用するPCだったらアップデート操作だけでディスク使用率が100%のままで何日もかかっていたのではないだろうか。
それでもブログ更新の用途には使えるし、オフィスファイルの表示やファイル容量の小さいものは編集できる。ただ、高画質のbmpやtiffといった非圧縮の画像ファイルの編集をするには処理が遅く、所属先ではゲーミングノートPCで行っている画像編集をデータだけ持ち帰って自宅でもするようになってから少し何か操作するたびにフリーズを繰り返すようになり、それがレッツノートQVの導入の最大の要因となっている。
画像処理そのものではなくても、画像点数が多いスライドは最近は扱いにくくなってきた。写真の高画質化が進んでいるせいもあるのだろうが、少し編集するたびにフリーズが起こっていた。画像を動かすとか、テキストボックスにコメントを追加するとか、そういった操作でもフリーズして思ったように動いてくれないので、正直レッツノートRZでの編集は億劫になっていた。
PCが陳腐化して時代遅れの性能になったというよりは、PCの使用用途が少しずつ変わってきたのだと思う。シングルコアCPUのThinkPadも購入当初は軽快な動作に思えたが、2013年ごろからブラウザ自体の動作が重いと感じるようになった。レスポンシブデザインの表示がきついというのもあったが、動画サイトを多く利用するようになったことも関係しているように思える。
普段使用しているメイン機に対してサブ機の性能がそれほど良くないと、PCとしての使用よりもアップデートのための起動が増える。さらにメインPCを携帯性の良いものにしてしまうと出番がさらに減る。レッツノートRZは小さいこともあって頻回に持ち運んでおり、自宅用でメインで使用しなくなったここ1年でもそこまで使用頻度は落ちていなかった。大きさや重さでレッツノートQVを持ち運ぶことへの抵抗感が薄れてくると処理力が違うのでどうしてもQVばかり持ち出すようになった。ただ、肩にかかる重みは現実感じているし、多分壊れるまでRZ4を持ち出し続けるのだと思う。