めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

ADs

旅行荷物軽量化の理論と実践

また泊りがけの旅行に出かけた。直前まで迷ったのだが、情報機器はレッツノートRZを持って行った。PCならば数百グラムの差で性能が桁違いのレッツノートQVがあるし、スマートフォンよりは大きめの端末としては先日導入したRedmi Pad SEもあるし、その前から使用していたEGBOK P803もあるわけだが、今回はOfficeファイルの編集をしたいのでPCのほうが適しているのと、荷物サイズが小さいほうが良いのでレッツノートRZにした。このほかに電子機器はスマートフォンwifiルーター、モバイルバッテリーである。

滞在先はカプセルホテルで、キャビン内にはUSB type-Aが二口と通常の100Vコンセントが一口ある。PCを使用しているときはPC用のUSB PDアダプターをコンセントにつけて、PDアダプターの片方の口をスマートフォンの充電に用いて、残りをモバイルバッテリーやルーターの充電に使った。ただ、 持ってきたUSBケーブルではtype-Aの口に入るものがモバイルバッテリーの給電・充電用のPDではない普通のケーブルと、スマートフォン用の高めの電圧でも使えるものの2本しかなく、やりくりが大変だった。モバイルバッテリーは前回の容量の半分のものにして軽量化したが、それで一日過ごせた。今後もそこまで大容量のものは必要なさそうである。旅行先では地図アプリをしょっちゅう確認したり、写真や動画を多めに撮影するが、それでも夕方くらいまでバッテリーはもった。wifiルーターはモバイルバッテリーにつないだままにしたので、ほぼ一日wifi通信を屋外で使えた。

PCを使ったファイル編集は、当初どのような感じで行うのか見当がついていなかったが、結局過去に作成したファイルを開いて使えそうなものをコピーして転用して、今後詳細編集していく上での下地を作るようなスタイルに落ち着いた。スペックが低いレッツノートRZであるが、複数の画像満載のPowerPointを開いて、欲しいスライドをコピーして作成するファイルに転載するというスタイルは容易にできた。いちからファイルを作成するスタイルだったら、スライドの流れの下地になるようなテキストをエディタからスライドに一枚ずつコピーして貼り付けて、大体どこにどのような図版が入るか見当がつくような形で文字だけで作り進めるという方法も考えていた。これならばEGBOK P803のMS Office互換アプリでも編集できただろうが、今回はPCがあったおかげでそれ以上のことはできたと思う。

ただ、それ以外の用途ではほとんどPCを使わなかった。初日と最終日は荷物をすべて持って回ったので、全く何の役にも立たないに等しいPCの重量のために無駄に1kg近く余計に重くなった荷物を担いで歩き回るのはつらかった。PCで作業をしたのは真ん中の日だけで、持ってこなくてもよかったか互換アプリでできることだけしておけばよかったかもしれないと思う。Android用の互換アプリでのOfficeファイルの作成・編集だったら充電用のケーブルと電源アダプターをしても、本体はレッツノートRZの半分程度の重量で済むしスマートフォンで編集するならその半分の重量すらかからない。その分だけ荷物も小ぶりになる。その一方で、荷物からPCだけ出して持ってみると重さが大して変わらないので、重いと感じるのはPC以外の要因もあるのかもしれない。

3月に1週間ちかく滞在を要する出張を控えている。Officeファイルを作成したものを持っていく必要があるのだが、PCは先方で用意してくれるので、修正の必要が無いのであればPC無しでも行ける。それでもPCを持っていくと思う。レッツノートQVを持って行ってもよい。1週間ほど自宅を離れると、さすがにメール対応で重要なものが出てくるし、何かPCで対応したいと思っても取りに戻れないうえに不便な日程がそのご何日も控えているという悪夢になりかねない。一方、旅行ではそこまでの備えは必要ないということが段々分かってきた。かといってスマートフォンだけでは小さくて心もとないし、Redmi Pad SEは案外重いし、結局使っていて不満しか感じなかったEGBOK P803をだましだまし使い続けるか、8インチタブレットも新しいものを購入することになりそうである。