めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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出張に備えたPC持ち運びの検討

元々外出でいちいちPCを持ち運ぶことはなかったのだが、まだスマートフォンが普及しだすよりも前の時期に値段の安いCeleronとかAtomのCPUで構成されたUMPCを使っていて、今のスマートフォンを持ち歩くような感覚で荷物に一緒に入れているうちに、メインで使用するPCもレッツノートRZを使うようになって自宅で使用しているようなPC環境を常時持ち歩くことが義務のような感覚にすらなっていた。ただ、それは行き過ぎだと思うし、Windowsの8インチタブレットの携帯にスタイルをダウングレードしても何ら困らないし、本当はPCが無くても何とかなるのではないかと思い始めていた。PCを用いたファイル内容の提示などが求められる出張のような場合ならばともかく、普段の個人的な旅行でいちいちPCを荷物に入れて持って回る必要はないと思い、2023年2月に数日の旅行に行った際はandroidタブレットのEGBOK P803を持って行った。Bluetoothキーボードがあったらもう少しPCっぽくなったかもしれないが、キーボードは持って行かなかった。

正直、短期の旅行にはタブレットすら不要とも感じた。EGBOK P803はWiFiが2.4GHzしか対応しないので、ルーターの設定をいちいち変更するのが面倒であるし、画面が大きいだけで本アカウントでのメール対応やブラウザを用いたサービス利用などはスマートフォンを結局使う。タブレットは物理キーボードがないと文章入力すら不便で、正直あまり使わなかった。スマートフォンとキーボードのほうが余程よかったかもしれない。それで大体結論だと思っていたが、結局先日数日旅行に行った際にPCを持って行った。衣服が少ないので荷物の運搬に余裕があることと、レッツノートRZのバッテリー交換をしたばかりなので出張での使用を想定して持ち運んでみたいというのもあって、新幹線内とかホテルなどでの使用で主にブラウザでのメールやり取りなどを中心に使ってみて、処理がきつそうならばレッツノートQVを無理してでも持っていく方針にするための試行という側面があった。

レッツノートRZは電源アダプターの変圧器の部分から普段は直接コンセントに接続するような標準添付のアダプターを使用していたのだが、今回はそのアダプターのところを外して、数十センチ分電線を長くとれる電源ケーブルを取り付けて使用した。新幹線はN700Sで座席のアームレストのところにコンセントがついている。これは特にこれまで使用していたアダプターでも邪魔にならないと思ったが、ホテルではコンセント周りのスペースが狭くて変圧器部分をコンセントに直結すると邪魔になり、コンセント部分をアダプターではなくケーブルにしたメリットが生きた。築年数が古いホテルだと、個人用の電子端末が普及しだす前なので机のコンセントは湯沸かし器やドライヤーを使うくらいしか用途がなかったので、そのコンセントが刺さればよかったのだろう。また、コンセントが一口しかなかった。築年数が古いとこうなるのである。そして、コンセントが机周辺に無い場合もある。そのため、できるだけPCからコンセントまでの距離を長くとれる構成が欲しかったというのもあって、普段とは違う電源アダプターの使い方をした。同時に充電に使えるコンセントが足りない問題は、PCを使用している間にUSBケーブルを数本接続して何とか複数端末やバッテリーの充電を済ませ、PCをオフにしてからは一番大事なスマートフォンの充電に特化するといったやりくりでしのいだ。

スマートフォンWiFiルーターの充電について、今回はやや甘く見積もっていた。2.4Aで二つ口の電源アダプターでも何とか賄えると思っていたが、無理してでも4口くらい充電できるものを持っていくべきだった。バッテリー切れ対策で使ったモバイルバッテリーの充電も必要で、電源が不足した。また、スマートフォンが目覚まし時計代わりになったりするというのに、電源から枕元への距離が長くなる場合の対策を忘れていた。一本はtype-C対応の2mくらいの長いケーブルがあったほうが良い。あれこれ考えると、コンセントから延長して複数に給電できるような延長ケーブルを持っていき、それに機材を接続すれば良いように思われた。机周りで使用するときはそれにPCも携帯端末も接続するし、ベッド周りに置くときはスマートフォンだけ充電するなど使い分ける。そうすることで、PC側とかスマートフォン側とかで何本も長いケーブルを用意しなくても電源までの距離を気にしなくて済むし、給電のやりくりをしなくて済む。

6月と7月に出張がある。6月は1泊で、これまでの旅行に近い構成で何とかなると思っている。7月のほうは長期滞在になるが、衣服はホテルのランドリーを使用したりして大荷物にする気はない。どちらもPCを使った資料提示は無いが、メールのやりとりや資料の参照に用いるので、PCは無いよりはあったほうが良い。レッツノートRZは今回の旅行でも感じたが、軽いし入れる場所が少なくて済むので便利である。ただ、数日逗留するような場合だと数日ストレスを抱えないように処理性能を重視してQVでもよいような気がしている。さすがにこれ以上荷物を減らしたりできなさそうだが、少なめの荷物構成でも利便性を損なうことなく出先で普段とあまり変わらないPC環境を使うなど、普段の旅行や外出での情報端末の持ち運びで感じた過不足感は次の旅行や出張などに生かしている。