めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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type-Cを利用したディスプレイ端子アダプター

現在保有しているPCは、アナログVGAHDMI端子が両方ついていてディスプレイ端子の心配のいらないレッツノートと、HDMI端子のみのゲーミングノートPCである。セカンドディスプレイをつけるときは大体HDMI端子で対応可能だが、まだまだアナログVGA端子が要求される場面がある。ゲーミングノートPCは重くて持ち運ぶ気にはなれないのでレッツノートで済ませており、ディスプレイ端子に対応するアダプターが無くて困るという場面は無い。

ところが、レッツノート以外のPCではディスプレイ端子はゲーミングノートPCの例のようにHDMIのみとか、それすらついていない機種もある。HDMI端子からアナログVGAに変換して機材に投影するアダプターケーブルはあるが、HDMIすら使えないPCだと更にアダプターを経由させる必要があって、相性の問題もあってなかなか接続できずに単にPCの画面を外部ディスプレイやプロジェクターに出力するだけの操作で時間を無駄にしている場面を沢山見てきた。

先日、電気街でUSB type-CからVGA端子に接続できるアダプターが在庫処分で売られていた。自分のPCには使う場面が無いのだが、他で使えるかもしれないと買っておいた。もう一つ買えばよかったかもしれないと思うほど安かった。type-Cならば省スペース化とかコスト削減でHDMI端子すら装備しなくなったPCでも使えるし、元々の規格として映像出力に対応している。アナログVGAしか使えないような機材は既に過去の物になりつつあるが、それらが淘汰されるまでのつなぎとしては丁度よいアダプターである。

アダプターを介してVGA端子でディスプレイに接続して、レッツノートQVにアダプターを接続して動作することを確認した。レッツノートQVにはHDMI端子も通常のVGA端子もあるので、そこに更にアダプターで本体のディスプレイを含めて4画面体制が実現してしまう。現実にはそれだけの画面を運用するとなると描画に相当なマシンパワーを要するだろうから、使っていてPCがフリーズしまくるかCPUが焼け切れてマザーボードに穴が開くかしてソフトウェアを稼働させて何かするにはきつくなると思われる。

USB type-CのUSBハブや、それにSDなどのカードリーダーやHDMI端子までついているものが出回っていることは以前から知っていたが、何となく避けていた。今のレッツノートQVだって端子が一つしかないから、電源供給に使用したら塞がってしまうので便利だろうが使う気にはなれない。それでも、20年くらい前のWindowsXPマシンに携帯電話を接続したりUSBメモリを接続したりプリンターを接続しても時によって認識されなかったり、よくわからない動作をして使えなかったりしていた。その頃に比べると、USB端子を何に使うかの規格が固まって、その恩恵がこういった映像出力アダプターとか電源アダプターとか高速のデータ転送ケーブルとかに結実しているように思う。