めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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一層シンプルになるタブレットのアプリ構成

AndroidタブレットのEGBOK P803はPDFが閲覧できて、時々テキストファイルを編集でき、無理すればOfficeファイルもいじれる環境を持ち運びたいという願望でアプリを整備している。欲張りすぎかもしれないが、案外この構成は業務時間外の旅行中などに使えると実感している。タブレットにはアカウントでいちいちログインが必要なGmailSNSは端末を喪失すると個人情報流出が怖いのでサブアカウントでの運用をして本アカウントでログインしないようにしている。SDにも個人情報に絡むファイルは入れていない。

そんな中でも、Microsoft Office365だけはOfficeファイルを操作する際に必要であるし、Googleの互換Officeアプリの再現性がいまひとつなので本アカウントでログインして使えるようにしていた。ただ、タブレット自体の使用頻度が低い中でアプリ本体がストレージをかなり占拠して、定期的にアップデートが必要だったり、それで利用に備えてスタンバイしても結局大して利用しないし、端末紛失時に問題が大きくなるので先日アンインストールした。後釜に互換性の低いGoogleのOfficeアプリを入れるのもしゃくなので、以前お試しにインストールしたWPS Officeのアプリを残している。これなら利用に際してアカウントでのログインも不要だし、そこそこ文書に再現性があるのでPCと比較的シームレスに利用できる。

これでタブレット単体でスクリーンキーボードをタッチタイピングして入力できればいいのだが、レスポンスが遅くてタイプミスが多く、キーボードだけで画面を7割近く占拠して肝心の編集している文書が見えないなどの事情でBluetoothキーボードも使っている。windows8.1の8インチタブレットを使用していたときは、時期的に低性能でも軽快に動くような設計のOSだったからか、タッチタイピングもかろうじてできたので狭い画面でテキストファイルで本文を入力して、コピー・ペーストでOfficeファイルに貼り付けてから体裁を整えるという方式でかろうじてファイルを編集していた。そのタブレットの処理力はEGBOK P803よりもはるかに劣る性能のはずなのに、アプリを稼働させるとPCのほうが低性能でも使えるようになっていてAndroid端末のほうがマシンパワーを要する割には大して使えないというオチを突き付けてくる。

セキュリティ上の事情でGoogleアカウントなどはメインの用途を外れた機材を動かすためのサブアカウントで運用しているのだが、パスワードなどの情報を共有されると情報漏洩のリスクとなることから、本アカウントとのつながりがない状態にしている。そのことで不便さも出ている。編集したいOfficeファイルの受け渡しはUSBメモリをtype-Cアダプターを介して接続したり、ケーブルをPCに接続してファイルを転送したり、本アカウントからサブアカウントにファイルをメール送信してダウンロードするなどの面倒な方法を経る必要がある。

軽量とはいっても200g程度の差で、Androidアプリを利用するには性能が低く、編集後のファイルの移動が面倒で、キーボードと一緒に持ち運ぶのがかさばるなど、旅行という割り切った用途ですら積極的に使いたいという気になれない。先日の一泊二日の旅行で持ち出したのはレッツノートRZだった。キーボードがついて膝の上で使いやすいので結局タブレットではなく普通のPCを使うことにした。もう一つは、出先でファイル作成したり、動画を作成してアップロードしたいなどの需要もあったので、結局これにした。出先でする必要は無いことだと思うし、ほとんどPCを使う時間はないはずなのだが、同じように移動中重い端末を持ち運ぶのにタブレットだと使い物にならないので損した気分になるというのがタブレット稼働率の低い理由だとすると、EGBOK P803は使用するアプリの数も最小限に減らしていることだし実質的使用は停止して室内でデジタルフォトフレームのように動画とか情報を常時流す画面として使ったほうがよいのかもしれない。