旅行先で使用するための情報端末としてAndroidのタブレットで、ある程度画面が大きいものを検討するという流れで何個かものを絞り込んだ。業務の無い休日に持ち運ぶ前提で、業務は無いとはいえ急にメールで文書を検討する必要があったり、PDFを読み込む必要があるなどの需要に応じるという想定である。ただ、旅行に行く頻度が多忙で減っているし、端末を買ってしまうとアップデートする機材が増えるという面倒くささもあってまだ購入していない。
XiaomiのRedmi pad、Redmi pad SEあたりを考えていたが、Oppo pad air2が登場するようで今購入したものか先送りすべきか比較検討してしまう。Redmi pad SEは安価だが、SSDの読み書き速度やCPUの性能がRedmi padよりも劣るようなので、ストレージ容量やメモリ搭載量が劣るものの在庫処分的に売られているRedmi padのほうがよさそうである。Oppo pad air2はCPUはRedmi padと同等だがストレージやメモリは多く搭載など、そちらに食指が伸びるものがあるが、日本発売がいつかわからないし丸みを帯びたデザインが気に入らない。大体購入する端末は旧Redmi padに決まったようなものである。
正直、機種をある程度絞り込んでも購入する気が乗らないのは端末のアップデートが面倒だからである。自宅にPCを複数台所有していて、wifiの通信環境がそれほど良くない状況で複数台電源を入れていると、都度アップデートでダウンロードしたり、wifiのチャンネルを奪い合って使用中のPCなどがネット接続しなくなったり、使っていて不安定になる。Android端末では、スマートフォンの予備機として以前使用していたGalaxyも何かあったときに備えて部屋に置いているが、これも時々起動すると都度アプリのアップデートが大量に出てきて、ずっと更新している。そこでもう一台端末を加えるというのがあまり現実的ではないように思える。
EGBOK P803にはあれこれアプリを入れないようにしている。予備端末向けのサブアカウントでログインしていて、本アカウントのメールやSNSなどの各種サービスには初めからログインできない関係上、あれこれ入れても使えないからである。最小限に絞ったアプリのうち、Officeとテキストエディタのほか元々のGoogle系のアプリのアップデートが主となる。この最小構成でも元々のアプリ群が次々アップデートされて結局かなりの項目を起動するたびにダウンロードしている。これにもう一台端末を入れて、どこかに出かける前に都度アップデートを入れたりストレージのファイルをPC経由で更新するのも大変で、そこまでサイズ差や重量差が小さいならばPCを持ち運んだ方が楽に思えて購入欲が一気に下火になる。
検討すればするほど嫌な面ばかり見えてきて購入する気が失せるのだから不思議である。毎回タブレットが欲しいと思いながらもどこかで感情が盛り下がるのを繰り返してきたが、今回もそうなりつつある。
