めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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ElloというSNSのいま

2014年ごろにElloというSNSに登録した。FaceBookと違い個人情報の尊重を重視して、登録者の情報を基に広告配信して収益を得るような行為をしない運営を標榜していた。初めのころは既に利用している会員の承認を受ける形で登録する形式で、その頃にアカウントを作成した。

その頃から既に画家というか写真家というかアーティストのような人たちが多く集まっている状態だったが、何のことは無い日常風景の写真中心の投稿でも日本の風景が外国人には目新しいのか、そこそこ閲覧がありフォロワーもかなりの数がいた。スマートフォンアプリもあったが、画像中心のためか読み込みが遅いし、もっぱらPCで使用していた。ただ、文字中心のブログを運営していて、時々様子を見に行く程度で深くは使いこんでいなかった。数か月単位で久々にログインということもよくあった。そんなElloに昨年夏ごろまでは写真を投稿していた。ひと頃ほどではないが、閲覧はあったしGoodも押されていた。

先日、Elloにログインしようとしたところエラーページになって自分のアカウントにアクセスできなかった。何度やり直してもそうだった。いろいろ検索したが、特にサービス終了の話題も記事も見つからなかった。ネットニュースの記事は発足してすぐのころのものばかりだった。似た名前の他のアプリが検索結果に出るなど、SNSとしてはかなり下火になっていることがうかがわれた。

写真だけ投稿ならばインスタグラムがあるし、今はスマートフォンだけでなくPCからも投稿できるようになった。文字ならばブログもTwitterもある。FaceBookWebサービスのログイン手段としてはまだまだ現役で活躍している。そんな中で、二番手三番手くらいのSNSで、外部のサービスとの連携なども無いような独立系のSNSには生きる道は無いのである。ネットのサービスは最大手が一強であり、通常の利用で二番手三番手のマイナーなところを使う理由は乏しい。他の人たちとのつながりに乏しいし、ユーザビリティの改善のペースも遅いし、そこに集まる情報の数や質がいまいちなのである。生き残っているところはある。Youtubeに対してニコニコ動画は字幕機能や配信で残り、FC2は素人撮影特殊動画の収蔵庫で生存している。そういった特色の無いところは消えていく。

Wikipediaの運営会社の項目を辿っていくと、2018年ごろにSNSを運用する他社に買収されていた。その会社が2023年2月に給与未払い状態になったと書かれていた。要するに、その頃に事業停止状態になっていたということである。ただ、春先にも使えていたはずだし、一定期間放置状態にでもなっていたのが稼働停止したのだろうか。それにしても、ユーザー登録しているメールアドレスには何の告知も無かったし、Elloのページもエラー表示だけで特に閉鎖の告知は無いが、突然9年近い運用が終了したということになる。

・・・と、数日アクセスできない状態が続いて、先日再度アクセスを試したらログインできた。一時的な不具合があったものの、まだ使えているようである。ただ、使用頻度が低いのでもういいかなと思い始めている。大した個人情報は登録していないので悪用の恐れはなさそうだが、再度本当にサービス停止になってメールアドレスや写真が変なところの手にわたって勝手に使われても怖いからだ。先ほど見たらフォロワーは44500人いた。それを消去は勿体ない気もするが、サービス終了したら元々無くなっている数字であり、自らの手で終わらせるのも一つの方法だと思う。