レッツノートRZを使うようになってから、ずっとSDにデータを入れてアプリケーションソフトは本体のSSDに入れるという運用を続けてきた。基本購入時の構成のままで使い続けたほうが楽だし、SSDが容量のわりにHDDほど安くなかったというのもある。それから、SDだとそのまま外せるので親機との間でデータの同期をするのが便利だった。その使い方をずっと続けてきて、今はレッツノートQVで同じような運用をしている。
ただ、レッツノートQVではSDのエラーや破損が頻回に起こるようになった。何度もフォーマットしなおしたり、新しく購入して試してみたのだが、結局どのSDでもトラブルが起こる。特にSDのドライバのアップデートはなく、何が原因かよくわからない。それでSSDの価格を見てみると、案外安いことに気づいた。2年前にHDDで稼働していたゲーミングノートPCにSSDを換装したが、その時よりも大容量のものが安くなっている。これだと中途半端な容量のSDを購入してまた破壊するよりも遥かに大容量を一気に増やせるし、ストレージに余裕があって運用するソフトやファイルを選ばなくてもよくなる。裏蓋を開けて保証外となってしまう問題はあるが、耐用年数の長い機種で窮屈な容量でやりくりして使い続けるよりは魅力的である。
ゲーミングノートPCのときはHDDのほかにSSDのスロットがあったのでSSDを入れるだけで済んだのだが、今度は差し替えになるので外付けのケースにディスクを入れてデータを移し替えてから換装しなければならない。今回はSSDだけではなくケースも購入する必要がある。今のところレッツノートQVで1TBのSSDの導入を考えているが、やや容量としては過剰かもしれない。正直、持ち歩くファイルの点数や使うソフトの絞り込みをすれば今の元々の256GBのストレージでも充分である。
ゲーミングノートPCも、所属先のデスクトップPCもSSDは512GBで、それで足りている。使うソフトをあれこれ入れて、一通りのめぼしいファイルを入れても512GBストレージでも200GB近く余る。一方で、常時USBハブで大容量HDDを接続している。普段使いそうにないファイルはすべてそこに収納しているからこそ、少なめの容量でも成立している。大量にデータを蓄えられる一方で、他の機種との同期が大変になるという問題もある。
まずはSSDとケースを発注した。届いたら換装する。