めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

ADs

レッツノートQVのSSDを交換

レッツノートQVの256GBのストレージのほかに作成したファイルなどの保存場所としてSDを常時さして使ってきたのだが、何度もSDの破壊が起こる。かといってSSDだけで使うには窮屈であるし、壊れるのを覚悟で大容量のSDを導入するのも無駄に思われた。そこで、SDの代わりに換装するSSDを発注したものが先日届いた。

PC本体のスロットは一つだけなので、本体のデータをクローンするには外付けドライブとして新しいSSDを接続する必要がある。このバックアップ作業用にUSB接続のNVMeのケースを同時に購入した。以前にゲーミングノートPCに増設メモリとSSDを購入した時は別々の梱包で届いたが、今回は一つの荷物で届いた。購入したSSDはクローン作成用のソフトが便利だし新たに使える保証の無いソフトを探すのも大変ということもあって、ゲーミングノートPCの時と同じSamsungSSDにした。型番も同じで容量だけ多いものかもしれない。今回の容量はゲーミングノートPCの2倍の1TBである。ケースの方はSSDを端子に固定するときにネジ留めが不要なタイプで、穴にゴム栓をはめてディスクを定置する方式になっている。

SSDを端子にはめて、ケーブルをPCに接続したのだが認識されなかった。フォーマットしたいのだが、ドライブが出てこない。前回の導入の時どうしたのかよく覚えていなかったが、あれこれ検索すると分かったのだが、初めにWindowsのディスク管理ツールで認識させてフォーマットしないといけなかった。正直、前回これをした覚えが無かったのだが、ディスク管理ツールを開いて設定しようとしたのだが、エラーが出て何もできなかった。端子にきちんと刺さっていないのかもしれないとケースから何度か出し入れして接続し直したのだが変わらなかった。何回か試してダメだったのでケースを買いなおして後日クローン作成する必要があると覚悟したのだが、ケースがどの程度不良品か確認するためにAmazonの当該商品のレビューの低評価のところを見てみたところ、ケーブルを変えたら使えたという書き込みがあった。そこで、普段スマートフォンの充電に使っているUSB2.0のtype-Cケーブルを使ってケースをPCに接続したところ、あっけなく認識してパーティション作成やクイックフォーマットができてしまった。これでケースを買いなおす必要はなくなったが、諸悪の根源が付属のケーブルというのも考え物である。

このtype-Cケーブルで作業をするとデータ転送速度が遅くなることが予想されたので、以前にUSB PD充電に使う高電圧のケーブルは転送速度もそこそこ出るはずだと思い出し、それをケースと本体の接続に使った。クローン作成のために、SamsungのサイトからData migrationとData magicianをダウンロードして、Data migrationを動作させるのだが、状態が0%のままで全く進まない状態が数時間続いた。後日やり直しも考えたが、Data magicianのタブにもData migrationの項目があったので、そちらでクローン作成を試みたところ、作業がはじまった。1時間半程度でクローン作成は終わった。最後のところで99%のところでしばらく膠着したが、それも長くは続かずに作成終了になった。最初から全ての機能がついているData magicianを使えばよかったようである。

前回データ転送したときはWindowsのディスク管理ツールを起動した覚えが無かったが、実際Samsungのツールを使えば自社製のディスクは認識されており、結局クローン作成の過程で改めてパーティション設定やフォーマットをしているようでPC上のドライブの項目からいったんクイックフォーマットできたSSDは消え、ディスク管理ツールを開いてみると新しいSSDはオフラインのように表示されていたが転送作業自体は上手くいっているので、2年前に換装したときはいきなりData magicianを使ったのだと思う。

転送後にUSB起動でOSがきちんと起動するか確かめてからPCの裏蓋をあけようとしたが、USB起動はできないようでBIOSで有線設定したが起動しなかった。そこでぶっつけ本番でPC本体の裏蓋を精密ドライバーで開けて、元々のSSDと交換した。レッツノートの場合は金属筐体のためプラスチック筐体ではよくある爪をはめる部分が無くて持ち上げるだけで取り除けることができた。SSDを交換後にねじをしめてバッテリーと電源アダプターを接続し起動した。ところがブルースクリーンになって起動しなかった。BIOSを確認するとSSDは1000GBで認識されているが、起動順序のところに該当するドライブが見当たらなかった。もしやクローン作成が上手くいかなかったかと思ったが、再度再起動させたところ普通に起動して、クローン作成前の以前のSSDで運用していたままのデスクトップ画面が表示された。

エクスプローラーでドライブを見てみると、たしかに1TBのSSDでOSが動いていた。その後、刺したままの128GBのSDからデータをSSDのほうに移した。このコピーもかなりのファイル数と容量だったのだが、1時間半ほどで終わった。今は新しい環境でPCを使っている。時々プチフリのように動作が止まることがあるが、基本普通に使えている。余裕の出た今の環境で、ストレージを圧迫するので一旦削除したソフトを改めて稼働させることを考えている。