PCに接続して使用するUSBマウスを交換した。前のマウスはいつから使っていたのかよく覚えていないが、2013年ごろから換えていなかったはずだから約10年近く使用していたことになる。
今回はホイールの反応が悪くなった。それより前はクリックのボタンがダメになることが多くて毎年のように交換していたのだが、今使用していたマウスは異様に持ちこたえた。おそらく、メモリ搭載量が十分な量になり、処理速度が上がり、SSDで表示が速くなり、画面の切り替えや選択時のレスポンスが良好になったためにクリックボタンを強く何度も押す必要が無くなったので負荷が減ったのだろう。逆に言えば、永らくストレスフルな環境でPCを使っていたということになる。
所属先で使用しているゲーミングノートPCにはゲーミングマウスをあてがっている。それから、レッツノートを持っていった時用にエレコムの安いマウスを常備している。所属先の機材を使うときにマウスがあると便利な場合もあるので、もう一つあちこちで使えるようにマウスを用意している。その他にも秋葉原で購入したジャンク扱いのレノボのマウスが数個ある。PCに付属させるものが型落ちか何かで処分対象となって流れてきたのだろう。交換して新しく使うマウスはそのレノボのマウスにした。
黒いボディに赤いホイールで、ややカーソルの動きはこれまで使用していたものよりも速い感じがするが、とりあえずジャンク扱いだったものの見た目通り新品だったようできちんと使えている。今のPCは十分な性能があるし、そこまで強くクリックをすることもない。今度のマウスもかなりの期間持つのではないかと思う。今のThinkPad風の色合いではなく、本当にThinkPadのオプション品のマウスならば、これよりもはるかに快適な使い心地なのだろうかとふと思ったが、欲を言い出すときりがない。
マウスを接続しているのはレッツノートである。レッツノートQVは円形のタッチパッドがついていて、ホイール機能は円周を指で回すようになでるとスクロールをすばやくすることができる。使い慣れれば便利な機能なのだろうが、指を滑らせる途中でアイコンを選択してしまったり、それでファイルが分からないフォルダに迷い込んだりして困ることがあるので、使えるときはマウスを使っている。
DOSのころは用途も少なくて無くても良かったマウスが欠かせないツールになっていて、そのひとクリックが業務上強い決定にかかわる重みのあるものであることも多く、手元に予備品があると助かる。
