永らく必要なようで必要なかったので購入しようとも思わなかったものに温度計・湿度計がある。
室内の温度とか湿度は気にはなっていたが、数値で計測するまでもないことだと思っていた。過ごすうえで不快ならば空調を入れるなり、窓を開けるなりして対応して丁度良いところに自分で調節すればよい話なので、買って数字で出そうとまでは思っていなかった。
ただ、最近はスマートフォンで外の気象状況が知れるようになっており、それとの対比で室内の温度や湿度がどの程度か把握したくなってきた。そうすれば、外に行くときの防寒・防暑への対応にもつながる。
そこで、温度計・湿度計を買うことにした。なんと、両方を針で示すタイプのものが100円ショップで売られており、買うか買わないか迷っていたものが110円で簡単に入手出来てしまった。
室内に置いてみると、案外空調などをつけなくても室内がある程度の温度を保っていたり、冬場だと空調をつけなくても外気温よりも室温が十分高い状態なので、油断してそのままの感覚で外出すると温度差の影響を受けそうとか、外気温に対する室温の状況が見えてきた。
面白いもので、それが分かると空調を使わなくなったり、逆に冷えないように暖房を入れたりするようになった。