ときおり湧いてくる自室の持ち物をシンプルにしたいという願望から、難しいことは分かっていても室内のものを大規模に捨てたりして減らそうとしている。床面積を増やすべく、室内物干しを床に置いて足を広げるタイプのものから梁に突っ張り棒で支持して物干し竿をかけるタイプにしてスペースを空けたり、溜まっている個人情報記載の封筒などを廃棄するためにシュレッダーを導入してきた。
普段は気にしないが、長期外出などから帰宅してホテルの机と比べていつも気になるのが机周りである。PC以外にも届いた郵便物などを入れておく箱やPC周辺機器で使用頻度の高いものや筆記具などを置いて物だらけで、机の上の使えるスペースが小さく、ごちゃごちゃして情報量が多くて落ち着かなかった。不便になるかもしれないと思ったが、ここを片づけることにした。
筆記具は鉛筆かボールペンだが、ボールペンは黒しか使わないから黒ボールペンを1本だけ、鉛筆も1本だけ置いて、それ以外のペンなどはまず普段使わないのでしまってしまった。ハサミなどは卓上の封筒開封や切りものはマルチツールナイフで事足りているので、それを一本置いた。あとは爪切りと鏡。それだけに物を絞って、皿に入れて隅に置いておく。他はPCと卓上ランプとBOSEのBluetoothスピーカーくらいしか無い構成にした。
物が無さ過ぎて落ち着かない面もあるが、本来はこうあるべきだったのだろう。特に手元に物がなくて落ち着かないということはなく過ごしている。背後の本棚も手つかずなところがあるので、今度はそこのものを減らしていく方針である。本棚を増やしたいが置く場所が無いし、無駄に貯蔵するばかりで物品の整理がつかなくなる。
いよいよ物があふれたときは、部屋の側面の出窓のところに物を置こうと思う。出窓になっているがビルの谷間で窓を開けても隣の建物であるし、鳩がバサバサしていてクリプトコッカス症にでもなりかねないから窓を開けたくない。試しに空き箱を置いてみたのだが、以外にその窓から入ってくるわずかな光で日中の時間経過を察しているようで、部屋の中が暗くなって時間感覚がおかしくなったので片側は光が入るように開けたほうがよさそうである。
