2021年3月にニュースで報じられた、福岡のほうの気味の悪い事件があった。平和に暮らしていた若夫婦のところに赤の他人の女(あちこちでやらかして周囲から距離を置かれていた)が入り込んで奥さんに嘘をあれこれ吹き込んで信じ込ませ、周囲の人間関係から引き離して夫婦を離婚させ、最後は小さい子供が餓死するというものだった。
この事件のニュースを見て、下手すれば自分もそうなっていたかもしれないと思うようなことを過去に経験していて、気が気ではなかった。赤の他人に周囲の人間関係に入り込まれて、一生の方針を勝手に仕切られかかった時期があった。下手すれば取り込まれていいように利用されて、使い物にならなくなったら全て奪われた状態で放逐されていたのかもしれない。このときは、いろいろな方面からの助言や手助けを受けて言いなりにならずに済んだ。私の身辺からその人物の関与や影響を少しずつ切り離して、無関係な状態に持っていくまでにかなり年月を要したがそれも実現した。
ここ数年は平和に暮らせていたのだが、その人物が私の連絡先を聞き出そうとある部署に突撃したという情報が入ってきた。そこで、強い措置を取ることにした。
メール・面会含めて一切の接触の禁止、連絡先を第三者から聞き出そうとした場合察知して制裁、それらを違反した場合は公的機関が動く、という強い措置にした。その措置が強すぎるとか、やりすぎだとか、その人物の取り巻きからは批判された。あるいは日常業務で協業するときに支障をきたすのではないかとも言われた。しかし、その人物は公私混同が強く高圧的支配的な言動なわりに無能で誰かに物事をさせる手口なので、分野が違う私のところとのかかわりは今後も生じないし部署単位でかかわるとしてもやりとりが成立しないその人物を外さなければ物事が進まないことから、何ら影響がないことを踏んで強い措置にした。
もう一つ、何かしら私の身辺に取り付く部分を作ってしまうと、そこを糸口にして深い部分に入り込まれて再び除去するまでに長い年月を要して、その間も私が疲弊することになるので完全接触禁止が得策と判断した。そうなる前にも強く接触を断ったことがあったが、私が嫌だと思っていることをしつこく聞き出してそれをしないと安心させ、その後少しずつその約束を破って私の反応を見ながら、しばらくしたら一切なし崩しにされてこれまで通りの振る舞いをするようになった。それなので、人の見ていないところでコソコソと裏取引をして、この人物に有利なように事が進まないように物事を表沙汰にするという警告も含んでいるのである。
この措置に対して、そんなことをしたら後悔するなどと脅されたが、あいにく今のところ公私にわたって何の影響も無い。悲しいかな、それが現実である。弱そうな相手を脅して言いなりにさせているだけで実際は偉くもなんともなく、無能と無知を高圧的で支配的な言動で取り繕ってるうちに本当に万能だと思い込んでしまっただけなのだから。しまいには、陰謀論めいて誰かの指図を受けているとか、背後関係の邪推もしているようだが、私の意志で動いたことなので誰も出てこない。周囲の人のことは秘密である。邪魔されないように不意打ちのように急に動いたが、数年計画で切る準備していて、それを阻止されないように表面上は言いなりになっているように見せていただけである。その間もこちらが辛いと思うようなことをヘラヘラ続けてきたのだから、関係を切られて当然である。
この対策が永続的とは思わない。いずれ、執着がこじれて再度突撃してくる可能性はあるが、当面は弱そうな者を脅してコソコソ陰で利益を得ようとする手法が通用しない上に、内容を晒されて上層部からにらまれる屈辱があるので私を避けるだろう。この人物の言動と存在は永らくストレスの元になってきたが、もっと早期に縁を切ればよかったとも思う。
