めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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奪われるともっと得るの法則

消すと増える法則なるものがある。ネット上で不祥事などの情報を消そうとすると拡散されて余計に広がるというものである。

私には、奪われるともっと得る法則という、似たような増殖パターンを示すものがある。具体的には、私の一生の物事に対して妨害や破壊などの邪魔を加えてくると、そのぶち壊したものよりもはるかに良いものが手元に転がり込んで来て、益々栄えるという謎の傾向である。

その法則が一番大きかったのは大学進学のときである。クソ田舎の閉鎖的な村社会の中でよそ者のために格下扱いされ、大学受験は生意気だと教師まで一緒に妨害してきた。それに対して抵抗すると、地域の中で生活できないようにしてやると脅されたり、家庭に対して誹謗中傷や変な噂を流された。仕方なく、彼らに気づかれないように少しずつ脱出の準備をして、ある寒い夜に線路伝いに逃げた。そこからホームレス同然の生活をしながら勉強した。

学校もグルなので、あれこれ騙して書類を発行させて村社会の連中が珍重している地域の訳の分からない大学ではなく全国区で勝負しなければ入れない大学・学部に入った。家出した辺りまでは好き放題な事を言っていたようであるが、さすがにズルしては入学できないような大学なので合格が発覚して以降は彼らは私を避けるようになった。

以後も似たようなことがあった。何か次の段階に行こうとするときに邪魔をしたり、保有している肩書や資格を悪用するためにしつこく接近する者がいたので、それを回避するために自分の立場を失う羽目になった。しかし、その後はより良い立場と待遇に収まってきた。

どの場合でも、共通することがある。それは閉鎖的なコミュニティとその外部の関係である。

閉鎖的な環境での優劣しか目に入らない者が足を引っ張ってくるので、それに見切りをつける。そこで何もしないと生きていけないので、コミュニティの外に目を向けて外部へ出る選択をする。そうすると、コミュニティ内部の優劣などどうでも良くて対外的に通用する指標でフェアに勝負して勝ち残れる力が必要になる。それで、それを身に着けると外部で生きていける。狭いコミュニティの中で生きていくには狭い人間関係に依存して限られたパイに預かる必要があるが、それをしなくても生きていけるようになる。フェアにふるまうことは人間性の評価にもつながる。

だから、散々足を引っ張るだけ引っ張ってきた連中は、そういう悪い目的があるならば仲間外れなどしないほうがよかったのである。仲間に入れてぬるま湯生活に慣れさせて、外部の世界に出て勝負する発想を持たせず、本来発揮できたような能力や実力に気づかせないほうがよかったのである。それを孤立させると、利権にあずかれないので餓死するかと思いきや、今時交通も情報も外部とのやりとりが簡単にできる時代では外の世界で生きてい選択肢をすぐに思いついてしまうし、そうしないと生きていけない運命だから嫌でも対外的に通用する力を手に入れてしまう。結果として外の世界で相応の立場に収まって、ぺんぺん草しか生えていないしょぼい狭い世界をすべてと思っている連中など相手にされなくなる。

さらには、手に入れた力を駆使して復讐される。実際私もあれこれ手を回してきた。復讐は何も産まないというが、やられっ放しより何も産まない方がいい。