めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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自分が正しい病を破滅させるには

2020年9月にLCC機内でマスク着用を拒否し、乗務員に暴行をはたらき警察対応のために目的地外の空港にダイバートさせる運行妨害を行って逮捕された元大学職員の男に懲役4年が求刑された。その他にも長野県内の飲食店でも同様の行為を行って逮捕されているはずだから、両方有罪になったら収監間違いない状態である。

本人は自分は正しいと主張を続けているが、飛行機内で強い裁量権を持つ機長が目的地までの運行は不可能だと判断し緊急着陸し、そうでもして降機させるべしと判断した事実は大きい。船長同様に、公海上などの法律判断が難しいところで規律を決めなければならない機長は機上では絶対的で強い権限が与えられている。その機長の命令に反した時点で自分が正しいも何もない。無罪を主張しても緊急着陸判断の事実があるので厳しいだろう。

この事件で同時に興味を抱いたのは、この大学職員の人物の職業である。大学院まで行って研究者という触れ込みだったが、Google scholarやciniiで調べてみても本人の著作の文献は日本語のものが2編くらいしか見つからなかった。それも2013年が最後で、日本の研究.comに名前があるだけで、researchmapには出てこない。予算が無ければ研究は難しいし、自費で研究を行っていると自称してもそれは自分からの利益供与ということになってしまい、公正な研究活動ではなくなってしまう。研究が出来た時代でも無能で、その後の研究者としての実態も約10年間無い状態である。

事実、大学職員をしていたところでは学生へ論文の書き方を始動するティーチングアシスタントだったという。TAは修士課程レベルの大学院生でも務まる仕事である。大学職員としての運営業務ができるわけでもなく、教員として学生の成績に関わるようなことにタッチできるわけでもなく、下手すれば指導していた学生のほうが余程就職にせよ課程進学にせよ良いルートを辿っていたのではないだろうか。

そんな屈折した毎日の中で、狼藉を働いても言い返したり仕返しされなさそうな、自分よりも弱そうな者を探しては好き放題をして、都度自分は正しいと自己弁護していた末の逮捕だったのではないだろうか。恐らくマスク着用は何ら関係無い案件だろう。訂正不能で周囲に害を及ぼす自分が正しい病の者は相手にせずに措置入院させれば良い。私もしょっちゅう23条通報して引き取ってもらっている。

そうやって社会の荷物を処分している一方で、自分が正しい病の人達を煽って思考や行動を一層訂正不能な方向に持って行かせ、最後に破滅させるのは楽しいとも感じている。このマスク着用拒否男を支持している連中も、本心では支持していなくて荒唐無稽な主張でおかしな方向に向かっていくのを楽しんでいるといったところではないだろうか。