信頼性の面ではそんなものなのかもしれないが、サブ機となったレッツノートRZ4で使っているSDがエラーを起こした。以前は単にライトプロテクトノッチを動かして書き込めないというだけだったが、今回はドライブに挿入してもフォーマットするよう促されるだけで内部のファイルを読み込むことができなかった。仕方がないのでSDはフォーマットした。
幸いなことに、RZ4で作成中・修正中のファイルは無かった。定期的に所属先と自宅のPCとの間でデータをやり取りしていて、失われたファイルは無く全て新たにコピーしなおして回復できた。所属先のPCにせよ、自宅のQVにせよ、その中にファイルを入れっぱなしというわけではなくストレージ容量に限界があるので定期的にHDDにバックアップしている。そのため、ファイルは二重三重に保存してある。
そうは言っても、今回はデータを持ち運んで閲覧する用途がメインになりつつあるRZだから良かったものの、特にSDをストレージに使っているQVでは重要なファイルを編集する用途のPCで作成途中のファイルを喪失するリスクが残るし、ゲーミングノートPCのほうもアップデートのたびに挙動が遅くなるのでいつ使えなくなるか分からない。本体のストレージにも保存するとか、対策をしたほうがよさそうである。
RZ4のSDは同じようなエラーが起こると困るので、買い替える前のものを使うことにした。RZ4を購入したときに使っていたSDは速度が遅いので2年ほどで新しいものに置き換えたのだが、その新しいSDを4年近く使っているので改めて以前のSDに戻してそちらで使っていく。
レッツノートRZ4はwindows21H1は導入できたが、windows11のアップグレード対象とはならなそうである。中古市場などではwindows11のアップグレード対象にならない世代のPCが安く売られている。そうはいっても、当面windows10は使っていけるだろうしレッツノートなら携帯性に優れているとか、コネクタが充実しているとか、キーボードが打ちやすいといったメリットが消えるわけではない。当面はタブレットやスマートフォンやQVではなくRZを長期的にPCを持ち運ぶ場に用いていくことだろう。
