数日前にwindows10のゲーミングノートPCにお茶をこぼしてしまった。
主にキーボードの左半分にこぼれた。こぼしてすぐに手元のタオルで吸い取って、タオル2枚分が濡れるほど吸い取った。それから外表面の見えるところをふき取り、気化熱による蒸発を期待してキーボードの隙間に浸透するようにアルコールスプレーを噴霧し、丁度汚れていたので本体も全体ふき取った。丁度使用している最中にこぼしたのだが、ふき取っている間も動作不良はなかった。一通りデータをバックアップしてから、再起動して電源が入ることは確認している。今のところキー入力は受け付けているし、異音もしないので使える状態ではあると思う。
それでも、キーボードの隙間にティッシュを入れてみると端のほうが濡れておりまだ水分が残っていることが分かったので、キーボードのこぼれた側にドライヤーを当てて熱風で乾燥させた。また、裏側のファンの吸気口にもドライヤーを当てた。その後、PCは今のところ動作している。Tuf Gamingなどと名乗っていて、そこそこ頑丈な作りや放熱処理の良さが売りの機種だったが、キーボードの防滴については記載がなく、今後どうなるか予想がつかないが、時間経過からいうとすでに自然乾燥しているだろう。
今日も普通に電源オンにして起動して普通に使用した。特に使用時の異音もなく、キーボード入力も普通にできた。既にテキストを書いているところを範囲選択してそこに上書きするように新たに入力しようとすると動作が遅くなるのだが、どちらかというとこれはPCの機材的な問題というよりはソフトウェア的な問題であるように思う。音楽ファイルを検索しても検索されないのもバージョン20H2のファイルシステムの問題であるように思う。その辺のソフトウェア的な問題は見受けられるが、キーボード水没とは無関係と思われる。
お茶をふき取ったタオルは洗濯したが、染め物でもしたかのように赤茶色になってしまった。多分、今後何度洗濯してもこの色は落ちないだろう。タオルとしては十分な期間使ってきたし、洗濯して色がついてもなおタオルとして使える分だけ十分であり損失などあってないようなものである。タオルが多少汚れた程度で済んで、今後歴史に残る業績を記述していくためのPCとしての役割を果たし続けられるのだからそれでよい。
