めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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自転車が高価で危険な件

自転車を買おうか迷っている。今の住居は車が無くても電車やバスや徒歩で必要なところに行けるし、購入や維持費に比べて使う頻度が少ないので、持っていても持て余すのが目に見えているので自動車は持っていない。ただ、自転車があれば徒歩の所要時間の短縮になるので自動車を買うことは時々検討材料になる。

ただ、今のところ購入には至っていない。永らく自転車に乗っていないというのもあるのだが、街中で自転車に乗っている人達を見ると自動車目線でも歩行者目線でも危険だと思うことがあり、正直乗る気になれない。

最近は自転車を車道で乗らせようとしているが、大型車も含めて通る車道で自動車ぎりぎりの距離で路肩に駐車している自動車もある中で自転車を車道で乗るという行為は危険極まりない。タクシーやバスに乗っていると路肩の自転車に走れと決めているスペースの狭さがやたら目につく。運転者からしても引っかけそうで怖いものがある。

かといって、歩道を走るとなると沿道の建物の出入り口から出てきた者との鉢合わせの事故が怖いし、制限速度も何もない自転車が突然進入して来たり道を横切るようでは交通事故が起こった場合に自動車側の立場が弱いにしてもあまりにも自転車が保護されすぎているように感じてならない。軽自動車ですら事故時の衝撃対策のためにどんどん車体が大きくなっていて路肩はますます狭くなる。

日本の交通規則の多くは1960年ごろの道路事情が基になっていて、自動車の登録台数や車体サイズなどが大きく変わった現代の実情に即していない。自動車の登録が使い物になるかもわからないような古い車からトラックから一切集めて200万台程度だった1960年ならともかく、その何倍もの登録台数の自動車が舗装されて幅があるというだけでどこにでも入ってきて、車体サイズの種別も関係なくあらゆる道路を平等に走る仕組みには無理がある。

歩車分離とか、道路によって通行できる車体サイズの制限があるとかならば安全なルートを選んで走るという方法もあるだろうが、そうはなっていない。自動車からも歩行者からも危険な存在である自転車に事故にあうリスクを覚悟しながら乗る気にはなれない。

それから、自転車がさして安くなかったのである。ひところはシティサイクルとかいって一万円前後で26インチくらいの自転車があったが、今はそんなもの売ってない。駐輪場確保の問題もあり、それこそ、UberEATSの社会不適合者どもが乗っているドコモ赤自転車のような小さいタイヤの折りたたみ自転車でもいいかと思ったが、これも安全性対策の為か安いものがない。ライトもダイナモ式ではなくLEDランプだったり施錠も厳重なものが必要で、案外高くつく。

危ない上に導入コストがかかりすぎるので、自転車より歩くことにした。浮いたお金でマンション買おう。