windows10搭載のタブレットに一向に最新バージョンの大型アップデートが降りてこず、何度もwindows updateをチェックしたが、2004アップデートすら始まらなかった。
流石に春先には新バージョンのアップデートがあると言うし、そのときに2019年度のアップデートのバージョンはサポート外になってしまうというから、そろそろ強制的にアップデートしてしまおうとMicrosoftのサイトからmedia creation toolをダウンロードした。
毎度のことだがストレージ容量が不足していたため、給電機能付きOTGハブでUSBメモリをつないで、インストール作業を行った。不安なのが強制的にアップデートすることによって動作しなくなったり、まっさらからのインストールとなって起動時にドライバーが消失して操作できなくなるような場合である。それでは困るのであらかじめドライバーのバックアップをするソフトでコピーを作成した。
2014年初頭に市場に投入されたSDP2.2WのCPUであり、所詮Atomで性能は低い。インストールには時間がかかるだろうと思っていたら、案外すんなりインストールは終わった。現行バージョンにアップデートする形であり、新規インストールとはならなかったので、何度かの再起動後は普通に起動した。バージョンを確認してみたが、きちんと20H2アップデートが導入されており、インストールはすんなり成功したのだった。再起動後のログインでしばらく「ようこそ」の状態で止まっていたが、適当に画面をタップするとデスクトップ画面が表示されて、以後は普通に使えている。
今は最新環境のwindowsが使えるタブレットとなったが、性能が低すぎるために用途が思いつかない。よくてPDFを閲覧すること程度である。音楽を聴こうとするとノイズが入るし、動画はフリーズする。文字入力するにはタッチパネルの感知の処理が追いつかずスムーズに入力できない。ソフトを動かすにはスペック面で劣る。ある意味ドンキPCよりもランクの低いPCなのであって、ドンキPCですら性能をもっとマシにしないと安いだけの資源の無駄といわれているのにそれ以下のPCである。何に使うか必死で考えているが、性能が発想の萌芽をことごとく摘み取ってしまう。