めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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Appleの独自CPUに思うこと

現在使用しているレッツノートRZ4は日本市場の大手メーカーのPCとしてはCore Mプロセッサーを搭載した初のPCだった。

当時Core i3機からの乗り換えだったので、Atom程度のパフォーマンスだったらどうしようと思ったものだが、実際の動作は若干省電力CPU相応だと思うもたつきがあるものの、ストレスなくOfficeとブラウザと画像処理ソフトなどを並行して動かうことができ、バッテリー駆動時の省電力性能も優れていて、従来使用してきた重いラップトップが数十分でもバッテリー残量が心もとなくなったのに比べると安心して外でPCを使えるようになった。

やや最近はバッテリーがへたってきた感じはあるが、登場から5年以上経過した今でも現役で使用して支障なく使えている。TDPでみると数ワットで省電力は当たり前であるし、SSDのアシストを受けて軽快に見えるパフォーマンスも、動画とか画像とかゲームとかの動作になるともたついて、ゲーミングノートPCのパフォーマンスと比較するとはるかに劣っており、そのあたりに一見動作と省電力を兼ね備えて見えるCore Mプロセッサーのからくりがあるのだろうと思う。

MacbookのCPUがIntel製から独自のARM系になって、意識高い市民様が大喜びしている。そりゃ、モデルチェンジして動作がイマイチだったらモデルチェンジやCPUチェンジの意味が無い訳だが、Macbook air登場時に軽い薄いしかコメントが無かったような無邪気なはしゃぎぶりに映る。

謹製CPUは実際ベンチマークすると早いらしい。ただ、TDPは非公開であるし、ARM版のために従来のソフトを動かすにはエミュレーションモードで余計にリソースを消費して動かす必要がある。動画処理などのGPUが必要そうな局面ではやはり遅いらしい。Intelの省電力CPUのように、一長一短あるのだと思う。