現在使用しているレッツノートRZ4は2015年1月製造で、そろそろ製造後6年を経過する古いPCになりつつある。
購入時は2010年ごろのCore iと比べても遜色ない動作をしており、そこまで負荷の高い内容もなかったので問題は感じなかった。それから5年経っても、実はそこまで動作がもたついたりして使いにくい感は抱いていない。
むしろ、ずっと使っているが古びた感も無い。現行のRZ8と同じ筐体というのもあるが、使っていてストレスを感じない。タッチパネルまで対応している操作性の自在さや、HDMIのほかに保守的なディスプレイコネクタ、手に収まるキーボードと押し心地の良さなど、小さい筐体ながら必要な時に必要な使い方ができる巧みな構成に都度関心してしまうことの方が多い。
ただ、部分的に高解像度の画像や動画の表示にもたついたり、複数のソフトを起動したときに動作が遅くなることがあり、さすがに世代としては旧世代のPCなのだと思う面がたびたび出てきた。
また、ゲーミングノートPCを使うようになり、省電力CPUのCore Mプロセッサーよりはラップトップ向けとはいえ通常のCPU搭載マシンのほうが体感の動作とは違って実質・実際の動作がやはり俊敏であることを実感せざるを得なかった。所属先で画像処理や文書作成や文献表示などをストレスなく行える性能はCore i機種の方が勝っているのは事実である。自宅で使うにも、ネット配信などで要求されるスペックが上がっている。
レッツノートの平均耐用年数は約6年くらいらしい。通常の用途よりもONにしている時間が長いこともあり、そろそろ次の機種を検討しなければならない時期に来ている。再度RZシリーズにすればコンパクトで済むが、通常のCPUに比べてスコアが2倍近く差をつけられているCore M系プロセッサーでは動作への不満が続くだろう。
重量や耐久性を考えるとThinkpadよりはレッツノート、その中で12インチのQVならば、タッチパネル操作のメリットを継承できるし、使用頻度の低い光学ドライブ無しで済む。購入するならQVとほぼ路線は決まっている。