めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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androidタブレットはなぜ物足りなく感じるのか

androidタブレットを活用できないかと再度模索を始めている。EGBOK P803で実用に堪えると示せるならば、もう少し性能の良いタブレットを購入する口実にもなる。windowsタブレットはあちこち持ち運んで活用したものだが、androidタブレットはそういった体験に乏しい。

2月に旅行に持っていったときは、Bluetoothキーボードを持ってこず不便に感じた。6月に出張で持っていったときはキーボードも持っていったが、同程度のサイズのPCも一緒にあったので、そちらで十分だった。再度7月に出張があったときはPCだけ持って行った。8月に旅行に行った際はPCを持って行った。土日に日中その辺を散策するときにタブレットを持っていっても使わない。androidタブレットを今ひとつ便利に使えた体験がないままである。

不便な面も感じるが折りたたみ式のBluetoothキーボードは比較的スムーズに認識してくれるし、打鍵もしやすいし、タブレット単体で画面で入力しようとするよりも、安物の薄いキーボードを使うよりも便利である。持っていく際の組み合わせはこれでよい。

タブレットをもっと便利に使うために、USBハブのような物があると便利かもしれない。Windowsタブレットのときは給電しながら使えるハブを使っていた。これはmicro USBからUSB type-cに変換するアダプターを取り付ければEGBOK P803でも使えることは分かっている。ただ、PCのOSで動いているWindowsタブレットと違ってあれこれ機材を取り付ける必要がない。せいぜいUSBメモリ程度である。そこで、USB type-Aからtype-cに変換するアダプターを導入してUSBメモリをアダプターにつけることで、タブレットスマートフォンでPCのファイルを取り込んだり閲覧できるようにした。これはUSBケーブルでPCと接続しなくてもファイルのやり取りができるし、wifiに接続できない環境でもファイルをクラウドなどを介さずに端末に取り込めるので便利である。

USBメモリでPCで作成した大判印刷用のファイルを開いてみた。Powerpointファイルがベースで、Excelで作成したグラフなども表示している。Office365だと再現性高く表示され、WPS officeではExcel由来のグラフは表示されないなど、互換性の限界も見えてきた。数値の処理もPCのExcelほどにはできない。ただ、出先で表示でこの程度できれば十分と思われるポイントは押さえていて、とっさにメールで送られてきたファイルを確認する用途には使えそうである。

そうやってあれこれ表示を試してみながら、PCと違って不便と感じる部分がなにか見えてきた。PCだとフォルダを開いてファイルにアクセスするが、androidではそのへんのアクセスが結構面倒である。一応ファイルエクスプローラーのようなアプリはあるのでiOS系よりはましであるが、細かいフォルダを指定しようとすると複雑な階層をタップでたどる必要がある。また、ファイル類のコピーもPCのように直感的に開いているフォルダにドラッグドロップしてコピーするのではなく、指定したファイルやフォルダをコピー先をタップして決める必要がある。大量のファイルをいちいちタップして指定する必要がある。昔のDOSのコマンドをファイラで便利にしたような形式だが、PCに比べて扱いが面倒になっている。

このへんは事前にPCにUSBケーブルで接続してファイルを転送しておけば良い話で、USBメモリなどでの転送は最終手段にすればいい話なのだが、旅行時の写真などファイル数の多いものを扱うことをはじめから拒否したような作りになっていて、扱うファイル数が多いと不便に感じるのだろう。不便に感じないようにするための工夫として、そのへんは持ち出し中はタッチ操作でファイルのやり取りをしなくてすむようにする必要がある。

タブレット端末のメリットは、PCと違ってキーボードが必要な場面では取り出して使えば良いし、そうでないときはしまって単体で使えば良いので、コンパクトさなどを変幻自在に変えられる。キーボードを出しにくい状況では単体でタッチパネルで入力するという緊急避難的な使い方ができるし、キーボードを使える環境では集中して入力できる。最近のスマートフォンタブレットでは複数アプリを一つの画面で起動できるようだが、その点EGBOK P803はそんな最新機能はないので、エディタなりOfficeなりを起動したら他の画面は開けない。書くという作業に集中することはできる。これまで不便な面しか見てこなかったが、案外そうでもないと思うのである。