新しいデスクトップPCを導入したときに、それ用に電気街でwebカメラを購入した。Zoom会議も下火になっているなかで必要ないとは思ったが、安価なラップトップPCですら昔からカメラはついていたのに、その普通の水準にすらないのも良くないので買ったものである。
ジャンクのラップトップやディスプレイを売っている店で1000円ちょっとのものを買った。これがよくなかったのか、数秒おきに周期的に画面に縦線のノイズが入る現象がみられて不良品だと思っていた。買い替えも考えたが、ラップトップでweb会議すればいい話であるし、改めての購入は保留していた。
先日、デスクトップPCの置き場所を変えた。接続しているHDDなども一緒に移動した。改めて配線を接続し直す中で、結局代替品として他に丁度良いものが無かったので例のwebカメラを結局付けることにした。Zoomのアップデートなどと並行してきちんと映るか試してみたところ、数秒周期で画面に入っていたノイズが入らなくなっていた。
ハードウェアの問題と思っていたが、Windowsのソフトウェア側の問題だったのか、それとも、前のPCの置き場所の関係で周囲の蛍光灯などの特定の波長の光がカメラを覆っている透明版などで分光されて、それがカメラのセンサーに反応していたのかもしれない。今のところカメラはノイズが入ることもなく難なく使えている。
わざわざデスクトップPCでつける必要もないと思っていたカメラのメリットを最近知った。Windowsの標準のカメラソフトではQRコードを読み込める。スマートフォンでは以前から普通にできていたことである。製薬会社のweb説明会などの案内でURLがQRコードで配られることがあり、どうやって読み込ませてPCで利用しているのか謎だったが、普通にカメラにかざすだけでURLが表示できた。スマートフォンほどの精度ではないけれども、スマートフォンにあると助かる機能はPCにも搭載するということだろう。
