めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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PCの持ち運びが当たり前になっている件

レッツノートRZ4を購入して数週間後、初めて遠方へ携行して使用したのは2015年秋である。数日間の旅行に出るときに持っていった。

それまで廉価版の11インチのThinkPadを持ち歩いていた。電源込みで2kg近くあるが、androidタブレットは使い物にならなかったしスマートフォンの画面も小さくて扱いにくいし、メールの応答とかするうえではPCを使うしかなかったのでそれを持ち歩いていた。バッテリー消費が早かったのでほとんど電源のない屋外では使えず、ホテルなどで使うしかなくて、重りを一日中運んでいるようなものだった。その前はもう少し軽めのネットブックと言われる10インチ前後の画面解像度の低いWindowsXPのPCを持ち運んでいたが、それもバッテリー持ちは悪かった。

その経験から旅行の際も恐る恐る使っていた。電車内でレッツノートをバッテリーのみで使用するときも画面輝度を最大に落として使用したのだが、そんな必要がないほどにバッテリーもちが良かった。スマートフォンなどは電池だけの運用が当たり前で、その状態でも一定の性能で安心して使えるようになっているが、PCもそれにやっと追いついたように思えた。

ちょうどそのころは艦これブームでAtom搭載のWindowsタブレットがあれこれ各社から出ていた少し後くらいだったが、軽量で省電力CPUだがある程度動いてくれて、あらゆる部品をわずかなボードに集約するのでコンパクトにできるという仕組みを利用して恵安あたりの安価な14インチのラップトップPCが出たり、PCにスマートフォン的な要素が還元されていた頃である。

レッツノートRZもメモリなどがオンボード化されて昔の機種の様に簡単な増設がしづらくなる批判があった一方で、スマートフォンタブレット的なコンパクトな作りと、高価な代わりにCPUやバッテリーなどの構成がしっかりしていて使っていて窮屈さを感じず使いやすい機種になったように思う。

PCのスマホ化的な流れはタブレットとかスマートフォン端末の投入は上手くいっていないが、PCのコンパクト化で技術が還元されている点では持ち運べるPCが本当に持ち運べる重さで持ち運びたい時間使えて持ち運んででも使いたい快適な動作が実現していて、昔から言われていたラップトップPCへの不満が急激に解消される方向に向かっている。