レッツノートQVのUSB PD充電用に購入した電源アダプターに付属していたtype-Cケーブルの根元部分の被覆が破れた。MacやiPhoneの充電ケーブルでもよくある、コネクター接続部位からケーブル本体に移行する部分の被覆である。
アダプターを購入して一年ほど、PCを持ち運ぶようになって使用の日の目を見てから3か月ほどで破損してしまった。Apple製品では白いプラスチックの質が悪くてひびが入ったりケーブルの被覆もデザイン重視で曲げの力が集まりやすいコネクタ接合部の補強が甘かったりして良い印象がなかったが、それに似た形状だったこのケーブルもやはり曲げの力がかかり続けて断裂したのだろう。中の線は大丈夫で被覆だけ破れているので防水テープを巻いて対応しているが、そうやっていつまでもごまかして使用し続けることも出来なかろうから新しくケーブルを購入することにした。
今のケーブルは1mほどの長さで、手近に電源があってアダプターを接続するにはちょうどよいが、古い建物とかで電源との距離があるときにはケーブルが短いようにも思える。その一方で、パワーがスマートフォンの充電などに用いるケーブルとはけた違いのものが流れるUSB PD用の100W対応ケーブルはそれ相応の太さのものなので、簡単に収納できるほどの軟らかさは無い。そのため、1m程度の長さで我慢して使用したほうがよさそうだ。
店に行って購入したのは、結局1mの安めのUSB3.2のPD 100W対応のケーブルだった。若干安めでUSB2.0でも100W対応の2mのケーブルのほうが安かったのだが、こちらにした。いまのところこのケーブルを使用してデータ転送する予定は無いのだが、細いケーブルで被覆の断裂や中のケーブルの断線が起こっても面白くないので、結局太いほうにした。正直、100Wの要件を満たしておけば転送速度は関係なかった気がする。
USB PDのアダプターは純正品の電源アダプターよりもコンパクトなので持ち運び向けだが、スマートフォンの充電やWifiルーターの充電に使うには力が強いし、結局PC専用に持ち運んでいる状態で、しかもレッツノートQVしか対応している機種を保有しておらず稼働効率は良くない。レッツノートRZのほうでUSB PDに接続できる社外アダプターを使用すればそちらでも充電に使えて効率よいのかもしれないと思う一方、RZの付属ケーブルは長さが十分あって多少電源から遠いところでも使用できるというメリットがあるので、これはこれで持ち運ぶメリットがある。
