年末までデータ処理に追われていたのと、年明けから大きなイベントに出なければならない準備もあって、年賀状を出さなければとふと思い出したのが12月28日で慌てて郵便局でインクジェット用のはがきを買ってきた。それを印刷しようにも、自宅でメインで使用しているレッツノートQVにはプリンターのドライバをまだ導入していないし、いちいちDLなりCD-ROMを入れるなりしてインストールするのも面倒なので、例年印刷に使ってきたレッツノートRZ4で12月30日に印刷してそのまま投函することにした。
はがきの版まではレッツノートQVで作成して、印刷および宛名の差し込み印刷のファイルはRZ4で作ろうと思ったのだが、ウィザードどおりにExcelファイルから住所・氏名を取り込んでも表示がおかしいのでレッツノートQVでも差し込み印刷の手順を試してみたがやはり変わらなかった。仕方ないのでいちいち住所氏名をExcelからコピーペーストして、それを印刷に充てることにした。思い出せば、これまでの宛名印刷もこんな感じでまともに動作せず、毎年同じように入力していたように思う。
手入力で宛名印刷用のファイルを作り、改めてレッツノートQVからレッツノートRZ4にデータを送り、プリンターと接続して印刷してみた。印刷はすんなり行って、どう取り掛かるか、どのくらい印刷までかかるか懸案事項だった年賀状が簡単にできてしまった。作成まで持ち越したこともあって、つい先日撮影した歳末の風景をそのまま取り込んでタイムリーに素材に用いた。
正直、年末年始もすることがあるので受験生のように「ぼくたちの正月は三月だ」状態なのだが、社会的にはそうも言っていられないところがあるので当初は年賀状作成しないことも頭をよぎったが、結局印刷した。プリンターは普段は所属先のものを使うので自宅のプリンターは年賀状の時くらいしか使わない。インクが乾いていないか心配だったがそれは普通に使えた。ドライバ類はレッツノートQVのほうにも入れておかなければいけないが、次使うのがまた来年ということになるとドライバインストールのことも来年まで忘れそうである。
今のプリンターはキャノンの製品であるが、その前に使用していたのはDELLのPCを買ったときに一緒に購入したDELLのプリンターだった。いわゆる本体を安く売ってプリンターヘッド付きの高価なインクを売る商法の端末で、いちいちインクが高価だったしすぐに用紙送りがだめになってしょっちゅう紙詰まりして印刷できなくなって使用放棄した。どちらかというとPDFファイルの印刷が多かったので、USBメモリに入れて近所のコンビニで印刷していた。一枚当たりの印刷価格は高いのかもしれないが、プリンター本体の購入や消耗品の補充、それだけ費用が掛かっても壊れて使えなくなるといったコストとリスクがかからないので便利だった。
今もコンビニは玄関出てすぐのところにあるので単にドキュメント印刷のみだったらそれで十分なのだが、はがき印刷はさすがに難しいので荷物は増えるが仕方なく購入した。本当に増える荷物に過ぎず、収納の天袋のところに置いていて、必要な時だけ箱から出すスタイルである。インクのコストを考えると瓶型のカートリッジに入っているものを麻酔器にセボフルランを足すように補充するタイプのほうが安いのだが、そこまで枚数印刷しないのでそこそこの価格でインクカートリッジも安めのものに落ち着いた。補充インクも買っているのだが、まだそこまで使うほど消費していない。
