大掃除すべきものの一つにファイル類がある。ファイルと言っても書類を束ねたものではなく電子データのほうのファイルである。ドキュメント系もそうなのだが、特にmp3ファイルが未整理な状態でどんどん溜まっている。
ここ10年くらい大雑把なカテゴリで分けてきたが、その内部もかなりのファイル数になっている。ランダム再生しているとフォルダ内で時代が異なる楽曲が連続するとカテゴリの振れ幅がひどいと思うことがあるし、複数カテゴリに同じファイルが格納されていたり、同じ楽曲が何曲も重複して収載されていたりする。
そこで、大きなカテゴリからファイルを分類することにしてフォルダ内に一定数楽曲がある作者は別途フォルダを作ってそこに移している。PCでもいいのだが、いちいち起動して操作するのも面倒なのでそれらを転送したスマートフォンでファイル操作アプリを使ってフォルダ作成やファイルの移動をしている。
すべてファイルが大雑把なカテゴリ分けで一括収載だと同じ作者でもシングルやアルバムでの違いや、異なる作者による同じ楽曲の聴き比べといった楽しみ方が容易だったが、今は楽曲名を検索して検索結果を再生すればそういったことは可能であるから、同じフォルダに一括して入れる必要性が薄くなっている。
ファイルの整理作業でかなり作者別の分類や重複の整理ができたが、まだ途上である。動画ファイルもPDFも似たようなところがある。動画ファイルは容量が大きいのでなるべく集約したいものがある。PDFはまずそういったことはないが、文書に差分があったりすると内容を取り違えて紛らわしいのと、何より同じファイルがあちこちにあってうんざりする。
楽曲と動画合わせると、連続再生してストップしない状態で数十日は再生続けられるほどまでファイルが蓄積されている。下手すれば一生視聴しないものもあるかもしれない。PDFは目を通して保存してはいるが、似たような面がある。読み返したら多分読み切れない。不要なら不要でいっそのこと消去したほうが楽になれるのかもしれない。
