普段は意識しないで暮らしているのだが、旅行先で数日ホテル滞在して自宅に戻ってくると物が多くてごちゃごちゃしていることに気づかされる。あふれている物品類を整理すべく少しずつ不要物を捨てている。シュレッダーを購入して、個人情報の記載された書類を裁断する目途がついただけでもかなり片付けの方針が見えてきた。
紙のまま捨てるのと違って、シュレッダーで裁断したごみは少しかさばるのでそれほどの量を処分していないのにシュレッダー本体のボックスがいっぱいになり、ゴミ袋にそれを入れると結構な分量になる。ただ、紙のままで捨てても重いだろうから分散する意味ではシュレッダーで多少かさばる状態で捨てたほうがはかどるのかもしれない。
数年前に不要な書類などを一気に処分したときは、45Lゴミ袋が山積みになって玄関から危うく出られなくなりそうだったが、今度も順調にゴミが増えている。シュレッダーで一通り郵便物などを処分し終わっても、実際はそれで引っ越し時の状態に戻る感じであり、そこからさらにモノを減らす必要がある。
これまで何回かの転居の間に箱を開けることを保留したままで長らく手付かずだった段ボールの中の荷物などを減らしていかなければならない。何年も使わないでそのままだったので、今後も使用頻度が増すことは考えにくい。その辺の物品を始末したほうがよさそうである。
目標とすべき部屋は、関西方面に行ったときに滞在したホテルの部屋である。ホテルと言っても、短期滞在向けの家具付きマンションのようなところだった。室内は窮屈だったが4畳半くらいで、三点ユニットバスにミニキッチンと簡潔なクローゼットがついている。机とベッド以外の家具が無いのだが、そこに自分の持ってきたスマホやPCがあれば特に問題なく快適に過ごせた。
ホテルの長期滞在と生活は毛色が違うし、さすがに生活面であれもこれも物を削減すると暮らせなくなるが、短期滞在マンションの室内調度程度までシンプルに必要な物品を絞り込むことはできるのである。