遠征の荷物を軽くするためにWindowsタブレットを活用しようとしている。
OTGケーブルを介してのタブレットとスマートフォンとの接続はできなかった。すでに電源が落ちることが分かっている8.1のタブレットだけでなく、windows10のタブレットのほうも接続するとスマートフォンが充電モードを選択したり突然接続が切れてファイル転送選択モードになったり、すぐにその接続も切れて再度充電モードの選択になったり、あわただしい。
100円ショップで売られている、micro USBとUSBメス端子のOTGケーブルでUSBメモリをさしてみたが、LinuxでフォーマットしたFAT32のほかに普通のexFATのUSBメモリも認識しなかった。windows10のPCなのでふつうは読み込めるはずなのだが、それができなかった。
そこで、以前に購入した給電機能付きUSBハブを接続してみた。そうしたところ、Windows8.1のタブレットのほうは充電しながらUSBメモリを認識した。また、micro USB接続式のキーボードカバーの端子をアダプタをかませて通常のUSB端子にしてハブにつないだところ、キーボードとして使えた。
面白いことに、この給電ハブはWindows10のタブレットでは使えなかった。USBメモリもキーボードも認識されず、ただ給電だけされた。同じような形の筐体で、似たようなCPUの構成だったが、中身が微妙に違ったようである。給電ハブの給電をオフにした通常のOTGでは使えた。
ついで、以前秋葉原で二束三文で売られていたOTGアダプタをかませてみた。これは100均のOTGケーブルの端子と端子の間がケーブルではなく直結するように一つのアダプタとして作られている。中身は同じはずなのだが、こちらで刺したUSBメモリはWindows8.1もwindows10も両方のタブレットで認識した。以前だとむしろアダプタのほうが相性が悪くてケーブルをもっぱら使うしかないイメージだったが、むしろそうではないようだ。
また、認識されなかったスマートフォンでもアプリを介して接続することができた。これでスマートフォンでも外部ストレージにファイルを書き込み出来る。そうしてみると、OTGケーブルの配線に問題があるのかもしれないという気にもなってくるが、給電付きハブでもうまく動作しないのだから問題はあまり変わらないようにも思う。
とにかく、Windows8.1のタブレットに給電機能付きOTGハブ、あるいはOTGアダプタ直結でUSBメモリにアクセスできるし、ハブを介してキーボードやマウスを接続して普通のPCのように使っていける。ゴテゴテあれこれ取り付けるのは好きではないが、給電のUSBケーブルはスマートフォンと共用であるし、RZ4よりは軽量なPC環境を持ち運ぶめどがついた。