めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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予備機としてのスマートフォン

自宅で使っているPC、所属先に置いたままにして使っているPCと2台で基本的に物事をこなしている。それだけでなくて、PCが処理でふさがっている時や、自宅と所属先との間で必要になった時に使ったり、旅行などで手軽に使いたいときに備えてタブレットPC保有している。

2010年くらいまではネットブックといわれる分野のPCが安価に投げ売りされていたが、それがWindows搭載のタブレットになったものが2013年ごろから出てきた。Flashが使えるため「艦これ」ユーザーが買い支えたのか一定の需要があり、それに便乗する形で安く購入できたものを使っている。タブレットの形態でも中身は普通のPCなので、普段使用しているソフトをインストールして使っている。

タブレットPCなど重量は大したことなく、せいぜい350g程度である。それでも、持ち運びが億劫になって最近はスマートフォンだけで済ませている。タブレットとはいえ、起動したからにはいつでも使える状態にしておくことを考えてアップデートを都度行ったり、きちんと充電したり、ファイルの差分がバラバラにならないように定期的に同期をとったり、維持管理するには相応の手間がかかる。その割には持って出ただけで出先で全く使わないことがざらである。そして案外重くて、タブレット無しで出たときは明らかに荷物が軽い。

元々タブレットを持ち運んだ理由は何だろうと考えてみると、当時のスマホのストレージが貧弱だったり、ブラウザもたかが知れていたからPCのフルサイズのブラウザを使いたいとか、PCのストレージに音楽を入れてイコライザを効かせて音楽を聴きたいとか、そうしながらエディタで編集したいとか、そういった需要があったからだった。

その当時のスマホからすでに2機種代替わりしているが、まだ漫然と持ち運んでいることになる。もっとも、今使用しているスマホの前の機種はカメラ周りのトラブルが時々あって、明るいところで撮影していると突然フリーズして使えなくなる不具合が頻発した。使えない時はタブレットを起動して、メール応答や地図閲覧などのつなぎとして役に立てていたから、ここ1年の間でも役立つ非常時というものはあった。

ただ、CPU性能もストレージ容量もスマートフォンのほうが優勢になり、タブレットで出来ることはスマートフォンでできるようになった今は、スマートフォンの変わりはスマートフォンで賄えばよくなっている。代替わりして退役した古い機種をつなぎで使った方が良い。かくして、外出などでスマートフォンに何かあった時のための端末としてこれまで持ち運んでいたタブレットから、古いスマートフォンをもう一台持っていくというスタイルになった。軽いし小さいし、カメラ機能のスペアとしても有能である。

最近はタブレットは持ち運ばずに自宅でPDF閲覧の用途が多い。基本オフラインで使っていて、時々アップデートしている。スマートフォンを複数持ちだすことでタブレットの頃の手間が減ったかといえばそうでもなく、結局スマートフォンのアプリのアップデートがあるから重量とサイズが減っただけで維持管理の負担は相変わらずである。