めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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ROLEXデイトジャストにg10ストラップを装着

長年使用してきたROLEXのデイトジャスト、ジュビリーブレスが錆びて留め具のクラスプの部分が錆びて折れたのか、蝶番のところの角度がおかしくなって開閉が固くなった。無理やり使い続けても切れて時計をなくしてしまうので、ジェネリックオイスターブレスをつけて使ってきた。

ただ、交換してもまた汗などでダメになる可能性があるし、金属ブレスはクラスプのあたりがPCのパームレストにあたって特に金属筐体のレッツノートなどでは不快感があった。何か他のものがないか探していたところ見つけたのが、いわゆるg10ストラップとかNATOベルトとか言われている合成繊維のバンドでできた時計ベルトである。オフィシャルの正規品のようなものがあるようだが、通販も面倒なのでヨドバシに行った際に交換ベルトコーナーで吊るしで売っていたものを買ってきた。

素材は合成素材で、リュックのベルト部分のような頑丈なリボンに時計バンド用の留め具とサイズ調整できる複数の穴が開いている構造である。バンドの時計をつける部分は二重構造になっていて、一方は時計のバネ棒のところを通して本体をバンドに固定し、もう一方は手首側を覆っている。この二重構造のおかげか、はめていて柔らかい感触なのが好印象であるし、全体軽くなったので交換してよかったと思う。

長さが少し公式のものよりも短いのだが、装着はできている。デイトジャストは見た感じはフォーマルなデザインの時計であるから、それに合成繊維のベルトは少し浮いた感じがしないではないが、ベルトの色はミリタリー系とかスポーティ系ではない暗めの単色をチョイスしたので、まあまあ落ち着いた外観になった。金属ブレス以外使うのは久々なので見た目の違和感が半端ないが、革バンドに交換してもこんな感じの色合いになるのだろうから、使っていると慣れるだろう。

そんなことをしている一方で、SEIKOの自動巻時計を修理に出した。さすがに動かない状態で何年も置いておくものではないし、かりに機械部分のオイル切れだったとしてもSEIKO公式のオーバーホール料金が2万円ちょっとと安いので依頼しても損はなさそうだったので修理に出した。SEIKO5は既にその時計よりも永く使っているが故障したり遅れるわけでもないので、何分の一もの額の安い時計に負けているのだが、修理して使えるようになるのであれば使いたいしっかりした雰囲気の物なので修理を待つ。

スマートフォンの機種変更

2020年秋から使い始めたスマートフォンの実際の市場投入は2018年、Galaxyの廉価モデルである。有名どころのCPUではなくSamsungが製造した互換品というので不評なためか、同程度のスペックの端末よりもはるかに安かった。

使用していてCPUが互換製品であることは気にならなかった。むしろ印象は良い。カメラや動画がきれいだったり、音楽再生の音質が良いなど、使用していて不満を感じない。互換CPUというのは特に使用には影響しなかった。ただ、時々動作が遅くなり処理を受け付けないことがある。建物から外に出てブラウザやマップを開こうとすると位置情報をつかもうとしているのか動作が止まったり、ローマ字入力をしていてフリックしていないのにアルファベットの大文字になって入力が止まるといった不具合が出ている。必ずしも性能が追い付いていないからそうなるわけではないのだろうが、今のGalaxyの前に使用していた廉価版Xperiaも末期はそんな感じだったのでそろそろ替え時だと感じていた。

端末はその辺のSimフリーなどを扱っている店で購入した楽天版である。キャリアだと2年縛りとか年度中のプラン変更への違約金とか、店舗で機種変更をすると変なアプリを契約させられて解約が大変など機種変更したいと思わない要素に満ち溢れていた。それから、キャリア端末はワンセグがついていることがあって、テレビ受像機を生活から完全排除している関係からキャリアがあちこちの企業との利権の関係で抱き合わせている余計な機能がついていないものが欲しかったというのもあって、キャリアでの機種変更を避けていた。

イオシスのサイトを見ていると、docomo版の昨年発売のGalaxyの廉価版がかなり安価に売られていた。今の機種で使いやすさを感じていたので購入を考えたが、メモリが4GBだと今の機種と同じ量なので処理が追い付かない可能性があるし、もう少し搭載のモデルだと値段が上がるしそこまでスマートフォンに依存していないので下手すればPC本体が買えるような価格の端末を2年ちょっとのために購入したいとも思えなかった。

ところが、先日キャリアのサイトを見ていたらネット動画サイトの影響なのかワンセグは無いし、ラインナップが余計な機能の付加の無いごく普通のandroid端末ばかりになっていた。そして、店頭と違ってオンラインならば事務手数料も余計なアプリ契約も不要で年度途中でのプラン変更も柔軟にできることが分かったので機種変更した。そして、端末に貼る画面フィルムと保護ケースだけヨドバシカメラで購入してきた。

正直、今のGalaxyを退役させるには少し早いような気もするのだが、それを言い出したら前のXperiaもかろうじて使えていたのでまだ使えるを続けて気づいたらバッテリーが膨張していたり、ベンチマークのサイトで性能を見ると現行機種にはるかに及ばないので処理が遅いと悟るのと大差ない。そこそこ使えるが登場からかなり経過していて、最新OSも降りてこないというのは一つの替え時なのだと思う。

新しい端末を購入してGalaxyの役目が終わったわけではない。これまでの古い端末同様にwifi接続でのネット・メール端末や、カメラや音楽プレーヤーの予備で旅行時のバッテリー温存に用いたり、新しい端末に不調があった際の予備機としての役割を果たす。バッテリーが膨張しなければXperiaを退役後にもう少し活用できたと思うが、それができない状態で古いNexus5を引っ張り出してきたり、スマートフォンが無いと何もできない時代に万が一に備える機種としてしばらくはまだ活躍を続ける。

久々にWindows7のPCを起動

Chrome OSのことを書いたからというわけではないが、久々にWindows7Thinkpadを起動した。

基本的にオフライン使用でネットにはつながないが、USBでWi-Fiルーターを接続してWindows updateを動かしてみた。もう供給されるファイルがないからかHDD運用で動作が遅いからか、アップデートを探索中のままで動きがなかった。しばらく待ったらアップデートの案内があって、主にセキュリティソフト関係のアップデートを何点かDLした。

OSのサポートはとっくに終わっているので新規のアップデートなどほとんどないはずなのだが、それでもアップデート後に再度新規アップデート内容の検索をすると数点案内がありインストールを繰り返した。

ブラウザも長らく起動していなかったからアップデートを自動ダウンロードできず、改めてインストールしなければならない。実は電源を入れるのは数日前についで2回目で、前回は手動アップデートしろという案内をみてインストールをやめてしまったが、今回はインストールする覚悟で起動してみたら最新状態になっていた。Edgeもしかりである。

そもそも、PCの時間が昨年の12月初旬のままだったのでブラウザが使えず、ネットの時計とシンクロして時間を合わせる必要があった。それが終わると、日常で使うソフトのアップデートだが、一番使いそうなソフトはテキストエディタだけにとどめた。OpenofficeGimpやImageJはそこまで使わないだろうから、古いバージョンのままで放置である。

一通り作業が終わったら、特に使う用事もないので電源を切った。2010年発売の機種で使い始めたのが2011年である。電源アダプタを入れると合計2kg、画面も解像度が今一つでバックライトが暗いからか現在のPCでデスクトップに表示している写真を同じように表示に設定してみると色合いがおかしいし、画面が粗く見える。まあ、今使用しているPCを使ったほうが動作の快適性も表示の快適性も保証される。無理に使う理由はない。

いろいろこれまでの使い方を顧みて、反省する点はある。SSDに換装すべきだったとか、そうすればもう少し動作が早くなったろうしwindows10のアップグレード案内を受け入れられたろう。ただ、それをするには今となっては遅くなった。そうしている間にレッツノートRZ4を購入して小さいPCというポジションも失った。キーボードの使い心地は良いだけに惜しいものがある。

これにChrome OS flexを入れるかと問われると、一応対応機種ではあるのだが入れないと思う。オフラインでWindowsで使ったほうがよいだろう。スマートフォンは意外にマシンパワーとメモリを占有していることにときどきメモリ解放するたびに気づかされる。そんなOSを入れたら動作が遅くなるのは目に見えている。そして、あれこれ入れても結局メインで使用しているWindowsのPCを使うにきまっている。それがわかっているので、延命にもならない延命措置は取らないことにした。

豊橋市の救命救急士の特定医療行為指示懲戒処分問題に思うこと

愛知県の豊橋市で、心肺停止の現場に到着した救命救急士が点滴を入れるのに難渋してその場に居合わせた看護師に点滴を指示した行為が「医療行為」の指示にあたるとして救命救急士の消防職員が懲戒処分を受けた。ちなみに、心肺停止の患者は意識を取り戻したという。

これについてはネットでは処分はおかしいという声があるし、なかには医師資格のある国会議員までが処分を批判している。ただ、救命救急士を擁護している人たちは目の前の現象ばかりとらわれて感情的な大声に流されているように思われる。最近よくネットである、根拠もへったくれもない情緒的な内容で大騒ぎして、それを世論だと主張する人たちと同じ傾向である。

今回は居合わせた看護師が本物だったからよかったが、本当は何の医療資格も有していないのに見栄を張るためとかどさくさに紛れて医療者を自称して心肺蘇生行為(胸部圧迫などは自動車教習所でも履修するが)はおろか、医師しかできないような処置などをする者がいると言われている。救急隊がいながら、どさくさに紛れておかしなことをされた際に搬送する側の責任問題が生じる。

それはそれで問題だが、あくまで制度的な問題である。一番大事なのは、そもそも処置は路上ではなく病院ですべきであるから救急搬送するのである。救命救急士の特定医療行為は病院到着までのつなぎのはずなのに、くだんの救命救急士も擁護している人たちも何か勘違いしていると思われる。

病院に比べれば、その辺の路上は医療スタッフが足りないし、設備も足りない。そこですることは、特定医療行為をやり遂げることではなく、さっさと胸部圧迫して心拍を維持しながら病院に搬送することであるし、それ以上のことはできない。電気ショックや昇圧剤はそこですればいいし、病院だからこそ人も手段も揃っている。だから、早急に搬送すればよく、看護師や救急救命士に認められた特定医療行為は、あくまで病院到着までに患者のコンディションを良好に維持できるようにするための「つなぎ」に過ぎないのである。

設備も医療者も不足する路上で心肺蘇生をやり遂げる必要はないし、できるわけがない。擁護の声を見ていると、どうもその点を忘れているか特定医療行為の趣旨をはき違えていると思われるものが多いのである。よく考えてほしいのだが、路上ですべての医療行為をやり遂げられるのであれば呼ばれたらどこか病院に搬送しなければならない決まりの救急車は派遣する必要なく、初めから近隣の医師をパトカーで連れてくればよい。

豊橋市の救命救急士の特定医療行為懲戒処分問題の背景にあるのは、いわゆる「お役所仕事」である。資格を持っておけば手当てがつくとか、昇任などするときに資格がいるので義務的に講習を受けて資格を取得する。結果として権限を行使できる立場になる。そうすると、本来はそこで技能的なものとか判断などで資質に欠くのに、特定医療行為をする現場に出ることになる。そこで、本来は搬送することが仕事だったし資格取得前はそうしてきたはずなのに、特定医療行為をしなければならないし、最後までしなければならないという義務感で機械的に特定医療行為をこなそうとする。有資格者で上長だったりすると、下はそれに従うしかない。

結果として、迅速に搬送して救命する際に悪化している患者の状態を一過性で持ち直させたり維持して状態を食い止めるための特定医療行為の趣旨や理念が置き去りにされる。沢山救急搬送していれば、路上や救急車内よりも小規模だろうが病院のほうがはるかに人員も設備が充実していることを知っているはずである。それが思考停止して、特定医療行為をすることに拘泥される。

実は、特定医療行為などいいから迅速に搬送すべきという意見は私のオリジナルではない。診療科としての救命救急科のさきがけである大阪大学の救急科が立ち上がったころのメンバーだった方の意見を10年ほど前に聴いたものである。そのころと問題点が何ら変わっていないあたり、そろそろ救命救急士とか特定医療行為の制度を見直すべきではないだろうか。

レッツノートRZ4をいつまで使い続けるか

メインで使用しているゲーミングノートPCにメモリを追加してSSDを換装して半年近くたつ。SSDの効果は絶大で、HDDでシステムを動作させていた時にはwindowsの定期アップデート時にディスク使用率が100%近い状態を維持して動作がフリーズ様になるほか、アップデート自体も異様に時間がかかってまる一日PCが使えなかった状態を一気に改善した。

今はアップデートも長くて20分もあれば終わるので、一日中PCが使えないということはなくなった。それでも動作が遅くなる問題は万事解決したわけではなく、ZoomでOBS studioを使っているときに時々動作がフリーズする。OBS studioのほうのシステムリソース消費量はそれほどでもないから、もしかしたらZoom開始時に参加者が増えているときに動作が重くなる現象をPC側の問題ととらえているだけなのかもしれない。

劇的な変化の多くはSSDによるものが多く、メモリ増量の効果はあまり感じていないが、リソースモニターを見ていると元々の8GBを超えるメモリ使用量になっていることがあり、やはりメモリが少ないことでできなかった動作や犠牲になっていたものがこれまであったようである。

HDD運用時代にはアップデートで動かなくなる時は傍らでRZ4を使っていて、それも処理が遅いし画面サイズが急に小さくなるわけでストレスをかなり感じていた。これはRZ4が駄目なPCというわけではない。PCの用途が変わって適さない面が増えたのだ。

購入当初と違ってエディタやブラウザ程度で済んでいたPCの用途がOfficeファイルを複数開いたり画像処理したりEZRで統計処理したりするようになってから画面と処理速度の点で手狭になったのである。

windows10環境で何度か大型アップデートを繰り返しながらも、RZ4はよく動いている。外出時のエディタやブラウザメインで時々PowerPointを使う用途の時はレッツノートQVよりはレッツノートRZのほうが軽いのでそちらを使いたくなるし、その場で原稿の手直しとか新たな情報の処理をするときでもメインのPC並みに処理ができるだけの能力を備えている。画面は狭いがフルサイズでPCのソフトを使うときに快適に使える最低ラインを満たしている。

RZ4をいつまで使うのか、正直ゲーミングノートPCとQVで持て余している面はあるのだが、それでも耐用年数超えて壊れるまでは使うのではないかと思う。登場から7年以上経過してスペックとしては十分見劣りするモデルではあるが、それでも使い続けたくなる魅力と使用感の良さがある。

外出時のPCはどうあるべきか

ふと思いつきで週末に遠方へ出掛けた。新幹線で現地に行き前泊も考えたが、その時間もかねて往路は高速バスの夜間便で移動し、帰路は新幹線にした。高速バスでしかも夜間便というのは初めての利用である。

車中を除くと1泊2日の日程でPCを持っていくか迷ったが、ほとんど使わないだろうと考えてWindowsタブレットに留めた。何もないといよいよ困る局面もあるだろうから、350gの本体だけ持っていくことでなるべく負担を減らしながら荷物に入れた。24Lで13インチくらいのPCなら入りそうなリュックである。結局、少し使おうとしてみたがタブレットはろくに使わなかった。高速バスでは座席がリクライニング状態でタブレットは見づらいし、電源がUSBで1口しかないので目覚ましなども兼ねてスマートフォンを常時給電で使うのが精一杯だった。荷物を絞ったのは正解で、前の席とかなり間隔がきつかったのだが足元の自分の座席側にリュックを寄せるとある程度ゆったりした状態に収まった。寝過ごすといけないので落ち着かず、夜行バスの意味はあまりなかったが、案外あの空間でも過ごせた。

滞在先のホテルでWiFiに接続してタブレットを使用しようとしたが、そこでも使えなかった。WiFi一覧に接続できる先が無いと出て接続出来なかったのだった。手持ちのWiFiルーターを2.4GHz帯にしてもつながらないので相性が悪いのかもしれないが、もしかしたら提供している帯域が5GHz帯のみ対応なのかもしれない。今どき2.4GHz帯しか使えない端末は減っているし周囲端末と競合しないようにする判断は悪くないと思う。

ちなみに、滞在したホテルは比較的新しそうだったのだが、枕元にコンセントが無いし、枕元からコンセントまでの距離が長いので給電が難しかった。スマートフォンを給電するUSBケーブルから外して置いておくとバッテリー消費して出発時にかなり残量にハンデがつく。そこで、モバイルバッテリーを持って行ったのが役に立った。バス移動中も充電体制が不足することを考えてスマートフォンWiFiルーター用にモバイルバッテリーを持っていた。それを枕元でスマートフォンに接続して使った。

モバイルバッテリーは給電力としては弱いようでルーターではあまり給電されないのだが、それでも移動中にバッテリー消費が激しいWiFiルーターのバッテリーを温存するために給電したり、スマートフォンを使わないタイミングで給電していた。一応、それで給電しておけば一日過ごせるが、大して充電できないし重いし荷物として持っていくには不要な気もしている。バッテリーやケーブルとの相性もあって、接続してもまったく給電されない場合もある。

結局Windowsタブレットは持って行ったが使わなかった。ほとんどの用事はスマートフォンで済ませた。バッテリー消費が気になるところだったが、そこまでカメラばかり回していたわけでもなかったので予備の端末も不要だった。これは今後の荷物構成の見直し材料となる。

外出時の情報端末の体制について、タブレットとかレッツノートRZ4とかあれこれ気をまわしたが、結局旅行程度の目的であればスマートフォンで事足りそうである。また、モバイルバッテリーはそこまで大容量の重いものでなくても軽いものでもよさそうである。スマートフォン本体はそこまで減らないが、ルーターへの給電が確実にできるものを一つ、それからスマートフォンなどの機器に給電できるものが一つあればよい。

Chrome OS flexで古いPCの再生はホントか?

CPUがAMDのシングルコアでWindows7で稼働という古いThinkpad保有している。レッツノートRZ4を購入するまでは外出時に持ち運んでいた携帯用PCだった機材である。今思えば電源まで入れて2kgくらいあるから、これに他の荷物も一緒でよく持ち運べたものだと感心してしまう。今はほとんど使用していない。当時だって自宅では14インチのPCがあったから、稼働時間はそこまで長くなく、かなり綺麗な状態である。

そのPCもWindows7のサポート期間が終了して、しかもかなり性能が低いので持て余していた。オフラインでWindowsマシンとして使う用途にしても、WindowsのPCは何だいも保有していて実用に耐えるものがあるので、処理の遅いPCを無理して使う必要がない。かといって、時々テキストエディタを稼働させるとキーボードのうち味の良さがあるし、そこまで外装も傷んでいないほど使用回数が少ないこともあって、もう少し役に立てたいという思いがある。

そんな持て余しているが、いまさら活用も難しい古いPCだったが、最近Googleが古いPCでインストールできるChrome OS flexを配布し始めたということなので導入を検討している。私の持て余しているThinkpadも他生の不具合は予想されるが使用可能というリストに入っており、理論上導入は可能である。事前にUSBブートで動かしてみてからの導入も可能である。

ただ、そこまで考えてふと思い当たったのは、そうまでして導入しても結局Windows10やWindows11で動くPCが数台あるので出る幕がなさそうであるということだ。Chrome OSならばブラウザもあるしOfficeソフトもあるのだろうが、Windosなら互換性の面でいえばガチの原本のMS Officeが使えるし、ブラウザもPCで使える。そして、スマートフォンを使っているとかなり処理が重いと感じており、その端末のスペックが既に古いPCを超えるクロック周波数にメモリ容量だったりする。これで10年前のシングルコアCPUのPCにOSをインストールして本当に運用に耐えるのか疑問が出てくる。

これはタブレットが欲しいと時々衝動的に欲望が湧き上がってくるが、必要ないと言い切るに足る理由がいくらでも挙げられるのと似ている。すでに十分使える端末があって、それで事足りているのに半端な性能のものを継ぎ足したところで用途すら出てこないのである。Thinkpadは変なOSを入れるくらいなら、十分稼働しているWindows7テキストエディタを稼働してうち味の良いキーボードで入力することに徹していればよいのである。

複数台PCのデータ整理に着手

自宅と所属先でPCを使い分ける生活をしている。ゲーミングノートPCと元々使っていたレッツノートRZ4の二台体制から、さらにレッツノートQVを購入してWindowsタブレットも含めれば複数台体制で使っている。所属先で作業した内容の続きを自宅で、あるいは逆の対応も可能であるし、それを小型端末に移して外部出張で持っていくなど対応できる。

端末が使い分けできる一方で、データは同じものが複数必要になる。ところが、作業の進捗によって同じファイルでも完成度合いの違うものが複数できてしまう。そこで、なるべく自宅と所属先でファイルはUSBメモリを介してコピーしあって同期の取れたライブラリになるように気をつかっているのだが、それでも少し忙しくなってファイルの整理ができない一方で次々資料をリファレンスしていると蓄積されるファイルが増える。

こうしてファイル名では一見中身がわからないPDFとか、どれが最新かよくわからない未整理状態のファイルが増えてくる。分類するには中身がわからないので、大体ダウンロードフォルダなどのなかに一括して格納されて、よくわからないファイルが増える。ダウンロードしたソフトウェアもアップデートを重ねて古いバージョンのファイルが残存していたり、OSのバージョンが上がってXPとか7とか10とかの大きい節目で使えなくなったものが多数ある。

年々メディアが大容量化しているから入れたままでも困りはしないが、PDFに関しては都度PubMedなどで検索してDLすればよいと言ってしまえばそれまでではあるが、今後も参照する可能性があるのに中身が何か開いてみないとわからないようでは困るし、ファイル名をつけて何の関心事でDLしたかカテゴリ別のフォルダに入れたほうがある程度今後見るときの検索の糸口になる。何もしなければ、未整理のファイルが容量を占めるばかりである。

そこで、レッツノート勢はデータの多くをSD上に収納していることをいいことにSDを所属先に持っていき、お互いのファイルをやり取りして同期をとることにした。ゲーミングノートPCのデータも複数HDDにバックアップをとった。PDFは数が多くてさばき切れていないのだが、一通り命名して今後カテゴリー別にフォルダに分けていく。

こうして一通り整理を終えてレッツノートQVにSDを戻して起動してみたら、最新ファイルをそろえたはずのフォルダ内にファイルが無いという表示になっていて、あわててRZ用のSDからコピーしようとしたら同名のファイルがあるという警告が出て表示を更新してみると無かったはずのファイルが戻っていたり、これまで新しくSDを購入すると起こっていたファイルやフォルダのトラブルがまた再燃している。