最初にスマートフォンとして使用し始めたiPhoneの頃は端末内にmp3などを入れるにも専用のiTunesが必要で、それも場合によっては接続が認識されず、端末内のファイルを自由に扱えない点に窮屈さを強く感じた。スマートフォンとしては使いこなせなかったようにも思う。
その後、Android端末でGoogleの公式端末のNexus5を使うようになってからは、スマートフォンの便利さを少しずつ実感するようになった。USBメモリや外付けHDDの様に自在にフォルダを作ったり、ファイルを転送して置き場にしたり、そしてそれらを読み込んだり編集するアプリが各種出ているので、小型のコンピューターとしての用途が見えてきた。
アプリの中でもテキストエディタが使えるので、PC同様に.txtの拡張子のファイルを編集できる。エディタで編集してブログの更新をする以外にも、Office文書作成の下書きやメールの定型文をいくつか作成して送受信のさいに利用したり、実務に役立っている。
テキストエディタは以前はJotaというアプリを利用してきたが、ネットに接続していないと起動しない仕様でwifiが不安定な時に全然起動しなかったり、編集画面のカーソルの位置がおかしいなどの不具合が見受けられたので、OldSchoolEditorというアプリに乗り換えた。最初はJotaに比べると画面の操作性の違いがあって扱いにくく感じたが、シンプルな作りなので大分使い慣れた。
それがきっかけというわけでは無いのだろうけど、スマートフォンアプリを使ってPCは起動しないで過ごすような時間も増えている。スマートフォンの重要性が増えている一方で、端末自体はそこまで高価ではない性能も中程度のものをずっと使用している。特にそれで不足は感じないのだが、もう少し性能の良い端末を使ってもよかったと毎回機種更新するたびに思う。