めぐろぐ

飛行機は初代塗装の日航DC-8が好きです。ちなみに飛行機の話題はゼロです。日常生活の雑多なことを記載していきます。

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居室の整理

思うことあって自室の整理を進めている。

先日、某所に宿泊した。今の時節柄ホテルは客がいないのか、これまで外国人観光客で予約が取りにくかった時期とは違って手ごろな価格で宿泊できる。そういった施設の中にどう見てもワンルームマンションにしか見えないホテルがあった。表向きはホテルを名乗っているのだが、居室のあるフロアでエレベーターを降りるともわっと季節特有の熱気を感じ、一部が外廊下になっていることに気づいた。各部屋はそういえばマンションの廊下そのもので、廊下に対してスピーカー通話可能なインターホンもついているし、思えばフロントも管理人室みたいな簡素な作りで、長期宿泊で実質居住に近いプランがメインに打ち出していたり、マンションそのものだった。

入室してみると、やはりワンルームマンションだった。玄関から入って部屋の隣室と接する一方の壁側は三点ユニットバスとミニキッチンにクローゼット、反対側の部屋に接する側が居室空間で、入って玄関・廊下側にクローゼットがしつらえられた室内で、その中にベッドと机を配置した間取りだった。居室内にユニットバスとキッチンがあってその前のスペースは入室のための導線を確保する必要があるため、ベッドなどは反対側に作る必要があるが、ベッドの長軸方向を隣室側の壁に接するようにするとクローゼットが開けられなくなるので窓際の壁に沿わせて、ベッドとクローゼットの入り口の間に机を置いてある。ベッドの足側はミニキッチンという癖の強い家具配置になる。

クローゼットを開放してスペースを稼ぎながらベッドを配置し、内部は段ボールなどで荷物を積み重ねようと思っても、クローゼット下段に板仕切りがされていて積み重ねの邪魔になるので、結局現在の配置に落ち着くという癖の強い間取りである。居室にユニットバスが接していると、老朽化で排水が悪くなったときに居室に汚水があふれるのではないかとか、同様にキッチンなどからの悪臭の逆流があるのではないかなど、居室に水回り設備があることで水回りトラブルに巻き込まれるリスクはありそうである。

別宅としてこの地域のマンションを検討しているので、場所は魅力的だが間取りがいまいちと思えた物件と非常に似た室内配置だったので参考になった。この無理やりな家具配置を見て、こういった物件は避けたほうが良いと思いながらも案外過ごしてみると悪くはない間取りだった。ただ、難なく過ごせるのは居室に荷物が少ないからであって、帰宅してみてあれこれと不必要なものまで山積みになっている自室を見ていると、この状態であの間取りだと生活が破綻してるだろうと思うところあるし、寝るだけならともかく書籍などを本棚から出して参照しながら使う部屋としてはやはり本棚や机を配置する場所が無くて、この種の変則的な間取りの部屋は避けたほうが良いと教訓になる滞在だった。

とりあえず、今の部屋が狭く感じるのは無駄にものが多いからということがわかったので、物を減らすようにしている。過去何度かの引っ越しで都度処分はしてきた。多い時だと45Lのゴミ袋で20袋分を捨てたり定期的に大量に捨ててきたのだが、それでもものが多い。個人情報の関係で安易に捨てられない冊子郵便物が積み重なっていたり、処分すべきものは大体わかっている。その辺のものを捨てる。場所が空くとどうなるという疑問を呈されると答えに詰まるが、ものが多くて無駄にごちゃごちゃしているのは事実である。不要なものをたくさんため込んでいるのは事実である。漫然とこれまで放置してきたものを見直す。