既に恒例行事になりつつあるが、windowsアップデートのたびにゲーミングノートPCの挙動が不安定になる。
具体的にはCPU使用率が低い割にはフリーズが頻発したり、スタートメニューもサイドメニューも起動できなくなったり、ソフトを起動しても延々とHDDが動く音がするばかりで使い物にならないといった状態が続く。これでアップデートが近いことを察知する。アップデートはインストールを始めると進捗度がなかなか進まない状態が何時間も続く。アップデートをしながらフリーズしているかのようである。もちろん、その間はソフトが使えない。そしてインストールが終わったら再起動だが、その再起動も時間がかかる。
すでに2021年6月のアップデートは終わったが、システムが忌まわしい20H2のままで一向に21H1の案内が来ないし、アップデート前後の不安定さはレッツノートRZやレッツノートQVでは見られずゲーミングノートPC特有の現象のようであるし、正直扱いに困っている。
今は不安定さを見越してレッツノートQVを持ってきてそれで作業している。GPUを酷使する系のソフトだとレッツノートでは心もとないが、Core i5搭載なので普通のOfficeや軽い画像編集くらいならレッツノートで十分対応できる。ZoomやTeamsもかえってレッツノートのほうが軽快に使える。
ネットで見ていると国内のレビューではそういった指摘はないが、海外のレビューだと放熱処理を改善したら挙動が治ったとか、修理に出してマザーボードレベルで交換されたら治ったとか、フリーズの現象はPC固有の問題のようである。メモリスロットが空いているようなので、そこに増設も考えたが、そんなことをしても速度が改善しそうにはないので、やはりこのゲーミングノートPCは使用放棄や第一線からの離脱を検討したほうが良いかもしれない。ASUSで安かったので買ったが、これなら同価格帯のドスパラなどのPCのほうがよかった気がする。